完結小説図書館
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~
*62*
はいどーも、むうです。
最近は執筆前にストレッチをすることが多くなりました。
何故かって? コロナのせいで外に出れないからですよ……恨むわ…。
はい、独り言終了☆
続きをご覧ください。
【有為VS炭治郎の戦いに花子くん参戦】
炭治郎「は、花子くん、ありがとう助けてくれて」
花子「いいよー。それに…(小声)後で皆で不意打ちかけるから」
炭治郎「(ふむふむ)わー――! 花子くんが来てくれてすっごく助かったな―――!(大声)」
有為「今度前触れもなく大声出したら蹴りますからね」
炭治郎「ご、ごめんなさい……(これでさっき話してたことは悟られてないはず)」
花子「よし、宵宮。やろうか(包丁の刃先を有為に向けて)」
炭治郎「は、花子さん花子さん。今のは『殺ろうか』ではなくて?」
花子「まさかー。大丈夫、殺しはしないから(ニッコリ)」
有為「その手に持っている刃物で攻撃でもする気? 殺人罪に問われるけど仕方ない。
まぁ本人がやる気だしここは気を使って『受けて立ちましょう』と言うべきだなと
ボクは思いました」
炭・花「心の声がただ漏れ!!!」
有為「失礼した。ではかかってきてください。
炭と花がまともに戦えるのかという疑問はありますが」
花子「………冷たいねえ、俺が勝ったら抱きしめてあげようか(指先で包丁をくるくる回し)」
有為「では花子くんが抱きしめる前に数発殴りますね☆」
三人「では、いざ!!」
〜三人、同時に地を蹴って〜
〈善逸&睦彦 茂みの陰に隠れて待機中〉
善逸「有為ちゃんのディスが今回も炸裂してんな…なぁ睦彦?」
睦彦「いやブラックシェインの方がいいか? それとも……(ブツブツ)」
善逸「……お前何してんの」
睦彦「いや、新技の名前を考えてるんだけど、いまいちピンと来なくてな…」
善逸「今優先することはそれじゃないでしょ絶対! 作戦の方でしょ!」
睦彦「分かってるよそんなこと。ただちょっと……」
善逸「お前ホントめんどくさいな!!」
〈仁乃&伊之助 茂みの陰に隠れて待機中〉
仁乃「いい? 多分花子くんが合図してくれると思うから、合図あったらすぐ出るからね」
伊之助「ハッハァ! 上等! 伊之助様に勝るモノこの上なし!」
仁乃「よし、頑張るぞー」
〈光&寧々 茂みの陰に隠れて待機中〉
寧々「わ、私、本当にこんなことしなきゃダメなの……!?(ちょっと青ざめた顔)」
光「俺も詳しいことよく分からないんすけど、花子の奴が勝手に、」
花子『水の攻撃が出た時は、八尋おとりにすれば隙はつける』
光「って、ちょっと目ぇ細めてニヤニヤしながら提案してたんですけど…」
寧々「(わ、私、進んで魚になれと!?)」
光「嫌ならやらなくていいと俺は思いますけど…」
寧々「(落ち着くのよ私! やらなきゃいけないときはあるのよ!)」
※寧々は水を浴びると魚になる
【再び、有為VS炭花コンビ】
有為「では、まずは、軽ーく眠ってもらいましょうか…」
花子「?……催眠術でもするつもりなのか?(チラッと炭治郎にアイコンタクト)」
炭治郎「(コクリと頷いて)有為ちゃん、一つ頼みがあるんだけど」
有為「何でしょうか。傷野郎」
炭治郎「俺は水の呼吸だから、水の神の術で有為ちゃんと戦いたいんだけど」
有為「……なるほど。どの術を使おうがボクの勝手だし、
色んな術を組み合わせて使った方が戦法も工夫できるのに、とちょっと苛立ちながらも
ここは一つの呼吸しか使えない善良な市民の為に、黙って指示に従うことにします」
炭・花「やかましいわ!!」
有為「そっちの声もやかましいですけどね。祓魔術・水の神 逆鱗ノ舞(げきりんのまい)!」
〜水でできた大量の鱗が多方面から二人に向かって飛んできて〜
炭治郎「花子くん、全部弾くことってできるか?」
花子「………お安い御用。行け、魚くん!!」
寧々「(茂みから飛び出し)二人とも危な―――い!(二人をかばうように手を広げ)」
花子「八尋!!」
炭治郎「寧々ちゃん!」
〜ボタボタボタッッ 切っ先の鋭い鱗が寧々の体を傷つけようとして〜
炭治郎「水の呼吸・陸ノ型 ねじれ渦!!」
善逸「雷の呼吸・壱ノ型 霹靂一閃!!」
伊之助「獣の呼吸・伍ノ牙 狂い裂き!!」
仁乃「四季の呼吸・肆ノ型 梅雨流流!!」
睦彦「光の呼吸・参ノ型 暗暗流打!!」
花子「やれ、白状代!!」
光「えいっ! あっち行け鱗どもめ!(錫杖を振り回す)」
〜危機一髪のところで鱗を全部弾き飛ばし〜
有為「(寧々の方に駆け寄って)すみませんボクあなたはただの大根足娘としか思ってなかっ―」
かまぼこ隊一同「…………え!?」
光「………は??」
花子「やぁやぁ、ご苦労様」
寧々(魚)「もう酷い花子くん!! バレちゃったじゃない!!」
花子「でも、結果オーライじゃない?」
寧々(魚)「よくない!」
有為「え、何で、魚に……ど、どういうこと……」
花子「今だ!!」
睦彦「(バッと宙に飛んで)行くぞ善逸、用意はいいかァ!?」
善逸「ぱうっ(←気絶)寝たからもう大丈夫だ、行くぞ」
睦彦「派手にぶちかますぞ!」
有為「しまった!!(背後から向かってくる善逸と睦彦を見てギョッとする)
で、でもこの術ならっ!霞の神・香霧噴―」
仁乃「ざーんねん。前方にもご注意を☆(有為の上空に飛んで)」
有為「なっ(前と後ろを交互に見て)」
仁乃「はい、伊之助さんおねがーい!(暗黒の魔手で、道に落ちていた薪を伊之助に投げ)」
伊之助「獣の呼吸・弐ノ牙 切り裂き!(薪を粉々に割って)」
〜パキンッッ バラバラバラバラッッ〜
有為「きゃっ」
睦彦「雷の呼吸・弐ノ型 稲塊!!(ドドドドドドドドドンッ)」
善逸「雷の呼吸・壱ノ型 霹靂一閃・六連!!(ビシャッッ)」
〜善逸の斬撃により、有為の服の裾がやぶれて〜
有為「あっ」
かまぼこ隊一同「やった――――!」
花子隊一同「ウィン!!」
寧々(魚)「良かったね! で、でも早く私を元の姿に戻して!」
花子「はーいはい。分かりましたよっと(寧々の体を手ぬぐいで拭いて)」
寧々「ぷひぃー。も、もうこれっきりよ! もう金輪際こんなことごめんだから!」
炭治郎「ふんふんなるほど。寧々ちゃん、今度町で綺麗な金魚鉢を買ってくるよ」
善逸「魚の餌もね♪」
寧々「…………違うぅぅぅぅ………!!!」
〈10分後〉
有為「参りました。ボクとしたことが、たった一つの呼吸しか使えない奴らに負けるとは」
睦彦「地味に嫌味が混ざってんな。相変わらず全然ブレねえ奴だぜ」
炭治郎「取りあえず、勝てて良かった。皆の協力のおかげだ。ありがとう」
善逸「褒められても嬉しくなんてないからな!!(ニコニコ)」
伊之助「ハッハァ! やってやったぞぉぉおお!! ヒャッフー!」
光「先輩。俺は何も見てなかったってことにしときますから、元気出してくださいよ」
寧々「…………私もう寝る……心のどこかにヒビが入った……」
花子「悪かった、俺が悪かったよ、よーしよしよし(なでなで)それと」
有為「何ですかこっちを鼻息荒く見つめて。気持ち悪いですね」
花子「勝ったから、何かご褒美欲しいなー」
有為「……そうですね。では、(腹パンクリーンヒット)」
かまぼこ隊一同「花子く――――ん!!!」
寧々「は、花子くん大丈夫……!?」
光「……ダメだ、気絶してる」
有為「勝ったら抱きしめるというお約束でしたよね。倒れたなら抱擁など出来ませんね」
かまぼこ花子隊「過激極まりない……(泣)」
ネクスト→番外編です!
登場があまりなかった柱たちも登場します!
楽しみにしていてくださいね♪
番外編の前にある幕間もどうぞ見てみてくださいねー。