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*2*
〈しのぶの部屋〉
しのぶ「うーん。今日もいい天気ですね(着替え中)」
カナヲ「(しのぶの部屋の前に立っている)
男性は入室禁止……」
〜タッタッタ〜
???「おはよう栗花落少女! 胡蝶と打ち合わせがある! 中に入れてほしい!」
カナヲ「(首を振る)ニッコリ」
???「入ってはならないようだな! 了解した! それはそうとして今日は快晴だな!!」
しのぶ「あぁ…この声は○○さんですね。すみませんが今は出られませんので
(外に向かって言う)」
???「胡蝶か! 出られないと言うことは取り込み中だな!
それにしても扉の前にいる少女は、何か用があるわけでもあるまい!」
カナヲ「(男性入禁です…)ニッコリ」
〜タッタッタ〜
???「……何をしているんだ」
???「○○! どうやら中に入れてもらえないらしい!」
???「そうか…。でもここに集まれと」
???「今は取り込み中だ!」
しのぶ「(ただの着替えですけどね)あれ? 隊服のベルトがない…カナ」
???「それはそれとして、あとの二人はまだ顔を見せない!
遅刻という行為は時間を浪費するという事!」
しのぶ「(あちらの声が大きすぎてこっちの声が届かない…)カナヲ!!」
カナヲ「(ビクッ)ど、どうかされましたか…?」
しのぶ「すみませんが、向こうのタンスに私のベルトがあるので持って来てくれますか」
カナヲ「え、で、でも…(男性入禁だし…)」
しのぶ「ちょっとの間だけですから大丈夫ですよ」
カナヲ「分かりました…(大丈夫かな…)」
〜カナヲ、タンスのある部屋へ向かう〜
〜タッタッタ タッタッタ〜
???「…おはようございます」
???「おお○○! やけに遅かったぞ!」
???「すみません…会議の時刻を忘れていました…」
???「それで、なぜおまえは扉の前に突っ立っているんだ○○。
サッサと中に入ればいいものを」
???「だめだ」
しのぶ「(あぁ、早くしないと皆さんが中に…カナヲ、早く!)」
???「何なんだ○○。説明もせずに俺の手首をつかむな」
???「…入ったらいけないんですか?」
???「うむ! どうやらやむにやまれぬ事情があるようだ!」
カナヲ「(向こうから走ってくる)
???「胡蝶は今、非常事態なのか? だったらなぜ人を呼ばない」
???「…俺は何も知らない」
???「もしかして…何者かによって殺害され、その遺体は川に…」
カナヲ「(とんでもない妄想が始まっている…)
師範、ありました(ベルトを戸の隙間に差し込む)」
しのぶ「(勝手に殺すな←ニッコリ)ありがとうございます(ベルト装着)」
???「?ベルト…」
???「…もしかすると、ウエストが入らなくて苦戦してたとか…」
???「それは確かに非常事態だな!」
しのぶ「(イライラ)バタンッ 皆さんおはようございます」
???一同「おはよう!(おはようございます)」
しのぶ「会議の前に一つだけいいですか。とっととくたばれ糞野郎(ニッコリ)」
ネクスト→???の正体が明らかに!
さらに機能回復訓練開始!
次回もお楽しみに!