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【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡
作者: むう  (総ページ数: 151ページ)
関連タグ: 鬼滅 花子くん 2次創作 オリキャラあり 戦闘あり 恋愛要素あり 
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*2*


〈しのぶの部屋〉

 しのぶ「うーん。今日もいい天気ですね(着替え中)」
 カナヲ「(しのぶの部屋の前に立っている)
     男性は入室禁止……」

 〜タッタッタ〜

 ???「おはよう栗花落少女! 胡蝶と打ち合わせがある! 中に入れてほしい!」
 カナヲ「(首を振る)ニッコリ」
 ???「入ってはならないようだな! 了解した! それはそうとして今日は快晴だな!!」

 しのぶ「あぁ…この声は○○さんですね。すみませんが今は出られませんので
    (外に向かって言う)」
 ???「胡蝶か! 出られないと言うことは取り込み中だな!
     それにしても扉の前にいる少女は、何か用があるわけでもあるまい!」
 カナヲ「(男性入禁です…)ニッコリ」

 〜タッタッタ〜

 ???「……何をしているんだ」
 ???「○○! どうやら中に入れてもらえないらしい!」
 ???「そうか…。でもここに集まれと」
 ???「今は取り込み中だ!」

 しのぶ「(ただの着替えですけどね)あれ? 隊服のベルトがない…カナ」
 ???「それはそれとして、あとの二人はまだ顔を見せない!
     遅刻という行為は時間を浪費するという事!」

 しのぶ「(あちらの声が大きすぎてこっちの声が届かない…)カナヲ!!」
 カナヲ「(ビクッ)ど、どうかされましたか…?」
 しのぶ「すみませんが、向こうのタンスに私のベルトがあるので持って来てくれますか」
 カナヲ「え、で、でも…(男性入禁だし…)」
 しのぶ「ちょっとの間だけですから大丈夫ですよ」
 カナヲ「分かりました…(大丈夫かな…)」

 〜カナヲ、タンスのある部屋へ向かう〜

 〜タッタッタ タッタッタ〜

 ???「…おはようございます」
 ???「おお○○! やけに遅かったぞ!」
 ???「すみません…会議の時刻を忘れていました…」
 ???「それで、なぜおまえは扉の前に突っ立っているんだ○○。
     サッサと中に入ればいいものを」
 ???「だめだ」

 しのぶ「(あぁ、早くしないと皆さんが中に…カナヲ、早く!)」

 ???「何なんだ○○。説明もせずに俺の手首をつかむな」
 ???「…入ったらいけないんですか?」
 ???「うむ! どうやらやむにやまれぬ事情があるようだ!」

 カナヲ「(向こうから走ってくる)
 
 ???「胡蝶は今、非常事態なのか? だったらなぜ人を呼ばない」
 ???「…俺は何も知らない」
 ???「もしかして…何者かによって殺害され、その遺体は川に…」

 カナヲ「(とんでもない妄想が始まっている…)
     師範、ありました(ベルトを戸の隙間に差し込む)」
 しのぶ「(勝手に殺すな←ニッコリ)ありがとうございます(ベルト装着)」
 
 ???「?ベルト…」
 ???「…もしかすると、ウエストが入らなくて苦戦してたとか…」
 ???「それは確かに非常事態だな!」

 しのぶ「(イライラ)バタンッ 皆さんおはようございます」
 ???一同「おはよう!(おはようございます)」
 しのぶ「会議の前に一つだけいいですか。とっととくたばれ糞野郎(ニッコリ)」

 ネクスト→???の正体が明らかに!
      さらに機能回復訓練開始!
      次回もお楽しみに!

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