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【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡
作者: むう  (総ページ数: 151ページ)
関連タグ: 鬼滅 花子くん 2次創作 オリキャラあり 戦闘あり 恋愛要素あり 
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 サクラちゃん、コメントありがとう!
 いつ見ても面白い、サイコーの感想ですっ。
 これからも執筆頑張るぞー!

〈北北西の町へ到着した柱9人〉

 柱一同「……何だ、これは……」

 〜屋根や戸が崩壊したり、潰れている家を見て絶句〜

 義勇「ひどいな…」
 しのぶ「つぶれた家は両手足で数えても足りないですね…」
 蜜璃「鬼の仕業としたら十二鬼月かしら。怖いわね……何てことを」
 実弥「要するにその鬼を殺せばいい話だろォ?」
 煉獄「うむ! この惨い仕打ちを誰が許せる!」
 無一郎「……でも、まず町の人に事情を聴いた方がいいのでは」
 伊黒「そうだなと頷きたいところだが、人っ子一人いないぞ」
 宇髄「しょうがない。地味に町中を歩き回ってみるか」
 悲鳴嶼「賛成する……南無阿弥陀仏……」

 〈町中を探索する9人〉

 ???「あれ、誰か来たね。どうする、骸(むくろ)ちゃん」
 ???「今まで通りで大丈夫。あなたらしくやればいい」
 ???「よーし、骸ちゃんにいいとこ見せないと! いけ、皆!」

 〜義勇、背中側に気配を感じて振り向く〜

 義勇「! 皆、後ろ! 凄い鬼の数だ」

 〜雑魚鬼が六十体ほど押し寄せてくる〜

 伊黒「チッ。雑魚鬼どもが」
 しのぶ「外見から人間の面影はないですね(刀の柄を握る)。鬼の数は六十。
     一人六体以上倒しましょう」

 無一郎「了解しました」
 蜜璃「よーし、頑張るぞぉ!」
 宇髄「誰よりも派手に頸を斬ってやるぜ!」
 実弥「倒し甲斐があって実におもしれえ!」
 煉獄「九人で協力して頑張ろう!」
 悲鳴嶼「……気を引き締めていこう…南無阿弥陀仏……」

 〜九人、ダッと駆け出して〜

 【義勇VS雑魚鬼】

 雑魚鬼6体「(義勇の方へ突進)ァァァァァ!!」
 義勇「水の呼吸・参ノ型 流流舞い(ビシャッ)」
 雑魚鬼3体「(3体消滅)ビュンッ(体がひも状に変形、突進)」
 義勇「(! 身体が変形した)……全集中・水の呼吸・拾壱ノ型 凪」
 雑魚鬼「ギャ!(斬られたが即回復)」
 義勇「回復速度が異様に速い……凪が効かない……!」

 【しのぶVS雑魚鬼】

 しのぶ「知性は失っているようですね。可哀そうに。優しい毒を使いましょうね」
 雑魚鬼3体「ウガァァ!(牙をむき出して飛び掛かってくる)」
 しのぶ「(大きく踏み込んで)蟲の呼吸・蜻蛉ノ舞 複眼六角!!(グサッ)」
 雑魚鬼「(毒を食らったが倒れず)」
 しのぶ「馬鹿な……下級の鬼ならすぐ絶命するはずなのに…。
     血鬼術は持たないのに異次元の体力。どういうことでしょうか?」

 【蜜璃&伊黒VS雑魚鬼】

 蜜璃「ギャー! いっぱい来た! 受けきれるかしら!?」
 伊黒「慌てるな甘露寺。大丈夫だ。こっちで何とかする」
 雑魚鬼10体「ウガァァ!(ビュン←口から無数の毒針を噴射)」
 蜜璃・伊黒「(!!?)」
 蜜璃「恋の呼吸・陸ノ型 猫脚恋風!!(バサッ)」

 伊黒「毒針は全部斬れたな。よし、次は頸を……。!? 鬼の姿が消えている! 探せ!」
 蜜璃「(周囲を注意深く見渡して)確か血の量が微量の鬼は術は持ってないんじゃなかった?」


 ???「相変わらず滅茶苦茶な戦法ね、燐月(りんげつ)」
 ???「まあね。あっちの体力を消耗させて、後から食べる計算だよ」
 ???「この町の住民を全員葬ったのにこりないわね」
 ???「食欲旺盛と言ってくれると嬉しいな。さて、彼らはどこまで持ちこたえられるかな?」


 ネクスト→無一郎&煉獄、宇髄&実弥&悲鳴嶼VS雑魚鬼。
      何で雑魚鬼が血鬼術を使えるのか? 苦戦を強いられる長丁場の戦い!
      次回もお楽しみに!

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