完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡
作者: むう  (総ページ数: 151ページ)
関連タグ: 鬼滅 花子くん 2次創作 オリキャラあり 戦闘あり 恋愛要素あり 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~

*45*

 
 【柱合会議と同時期 無限城】

 燐月「むーくーろーちゃーん!! ねえ骸ちゃん、ねえねえ!」
 骸「何かしら燐月。うるさいのだけれど」
 燐月「それがさー、あとの4人が来ないんだけど、まっさか遅刻?
    でもそしたらさぁ、俺たち2人っきりな訳じゃん?」
 骸「……悪いけれど私この後用事あるから、貴方の期待には答えられないわよ」
 燐月「えぇー。間が悪いよォ」


 上弦の零・伍:燐月(りんげつ)
 上弦の零・壱:骸(むくろ)

 ???「おいおい燐月!! 骸様に変なことするんじゃねえよ!」
 燐月「あ、銘祈(めいき)くん! そんなんじゃないんだよ、ただ遊びに誘ってるだけー」
 銘祈「ったくテメエは千年前と全く変わってねえな。間延びした声も飄々とした態度もよ」
 燐月「銘祈くんも、相変わらず口が悪いねぇ」


 上弦の零・肆:銘祈(めいき)


 銘祈「骸様。こんな奴の相手なんてしなくて結構ですよ。だって伍ですもん一番弱い」
 燐月「き、君ね、そんなふうに仲間虐めしちゃだめだよ、ねぇ求手名(ぐてな)ちゃん?」
 求手名「他人に意見を求めないで自分で決めたらいいんじゃねー?」

 上弦の零・参:求手名(ぐてな)

 求手名「赤ん坊じゃないんだしさ。アタシに聞かれても知らんがな」
 銘祈「だってよ。求手名の言うとおりだぜ。てことでこの話は終了な」

 骸「あらあら、勝手に終わらせられたわね燐月。いつものことだけど」
 燐月「ねぇ聞いてよ骸ちゃん、みんながさぁ、俺をこうやって虐めるんだよォ―――」


 ???「みっともないねえ燐月さん。僕はあと何回あなたの泣き顔を見ればいいの?
     そもそもの話、あなたより後に鬼になった僕を含め四人より弱いわけだから
     口出しするだけ無駄だけど」
 求手名「やっほー新羅(しんら)。相変わらず小っちゃいねえ」
 新羅「だって僕子供の鬼だもん。しょーがないでしょー」


 上弦の零・弐:新羅(しんら)

      ・・
 骸「さて、全員揃ったことだし会議を始めましょうか」
 燐月「あの方はまだお見えになっていないけれどいいの?」
 骸「いいわ。私から伝えておくから」
 銘祈「流石、壱は格が違うわ、なあみんな」
 求手名「そうだなー。どこかの誰かさんとは違って」
 燐月「求手名ちゃん今俺見た?」
 新羅「さぁねー。じゃあ始めよ! 人間大量殺害計画ぅー!」
 骸「笑顔で言う計画でもないのだけど。さあ、始めましょう」


 第4章終わり!
 →第5章に続く!
 
 
 
 

44 < 45 > 46