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【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡
作者: むう  (総ページ数: 151ページ)
関連タグ: 鬼滅 花子くん 2次創作 オリキャラあり 戦闘あり 恋愛要素あり 
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*57*

 【深夜2時ごろ】

 〈寝室で寝ている一同〉

 善逸「う、うーん。むにゃむにゃ」
 禰豆子「すぅ……すぅ…む〜(寝返りをしたときに足を突き出す)」
 睦彦「ぐぇっ!(禰豆子の足が腹にヒット)」
 炭治郎「義勇さんはアツアツのお饅頭……中身はお肉…(←寝言)」
 伊之助「ふがっ。グーグー」

 寧々「うふふ、源センパァ〜イ(←寝言)」
 光「……んー」

 花子「俺ら夜行性は暇だな。ちょっと外行って来よー」
 炭治郎「うーん、トイレ……(布団から起き上がって)」
 花子「あれ、起きたんだ竈門」
 炭治郎「ちょっとトイレに行きたくて…ふわぁぁ〜」
 花子「俺ついてくよ、暇だし。一緒に屋敷探検行ってみよー!」
 炭治郎「ふわぁぁ〜、よ、よろしくお願いしまふ」

 〜炭治郎、花子くんと一緒にトイレへ〜

 〈トイレ前〉

 炭治郎「屋敷が広いから、トイレの場所も把握できてなくて、助かったよ」
 花子「まぁ俺トイレの怪異だし…。さっさと行っておいでよ」
 炭治郎「うん、じゃあ(トイレの中に入って扉を閉め)」

 花子「竈門、このあと暇?」
 炭治郎「……うん、なんか起きたら眼が冴えちゃった。多分すぐには寝れないかな」
 花子「じゃあさ、終わったら一緒に話そうよ」
 炭治郎「うん、分かった」


 〈一方その頃寝室では〉

 禰豆子「むー!(再び足が出て)」
 善逸「げふっ! な、何よ何よ?」
 伊之助「グーグー(寝返りを打つときに右手が出て)」
 睦彦「うぉえっ。誰だよさっきから! 手とか足とか当たって眠れんわ!!」
 仁乃「……うーん。うるさい……静かにしてぇ…」

 善・睦「だってこいつらが!!!(禰豆子と伊之助を指す)」
 禰豆子・伊之助「(すやすやと眠っている)」
 善逸「禰豆子ちゃんは可愛いから許すとして、伊之助、お前は殴る
    俺を殴った分だけな! 睦彦、お前も殴るよな」
 睦彦「俺を踏んづけた分だけな!」

 ※メンバーの中で仲がいい電気属性(雷の呼吸・光の呼吸)のお二人。〜


 寧々「だ、大根足……うわ――――――ん!(悪夢を見ている様子)」
 光「な、何だようるさいな……あれ、先輩? 泣いてます? どうしたんすか」
 寧々「聞いでよ光くん、先輩が、大根足だって、言って、フッたぁぁぁ!」

 光「…………怖い夢を見たんですね。じゃあこれを」
 もっけ「ナデロ」「ナデロ」「ナデロ」
 寧々「うわーん、もっけちゃん―――!」


〈再び、トイレ前〉

 炭治郎「お待たせ(トイレから出て)。じゃあ帰ろうか」
 花子「うん、帰りたいのは山々なんだけどね……」
 炭治郎「ま、まさか花子さんあなた」

 花子「うん、迷っちゃった(アッサリ)」
 炭治郎「えぇぇぇぇぇぇぇ!?」

 花子「だってここ広いんだもん。七不思議の俺でもさぁ、
    特別鼻が良かったり、耳が良かったり、記憶力が良かったりとかはないし」
 炭治郎「(くんくん)あっちの方から、茶葉の香ばしい匂いはするけれど」
 花子「じゃあ行ってみよー! 探検探検!」
 炭治郎「テンション高いな!」

 
 〜炭治郎の嗅覚を頼りに廊下を進む二人〜

 花子「それでさあ、俺がちょっとからかったらすぐ赤くなって、面白いね刻羽って」
 炭治郎「本人が直情径行で考えるより先に手が出るようなタイプだから、
     自分から不意打ちをかけたり、逆にかけられたりするのは慣れてないらしいんだ」
 花子「ふーん。からかい甲斐があって実に面白い」
 炭治郎「ははは…(乾いた笑い)」


 〜角を曲がり〜

 花・炭・有「ギャッッ(派手にぶつかる)」
 炭治郎「いたたたたた……有為ちゃん、こんな時間だけどまだ起きてたんだ」
 有為「(おでこをさすりながら)ええ。部屋の明かりを消したらもう寝ますけど。
     お二人はどうかされましたか?」

 花子「竈門のトイレに付き合ったんだけど、トイレから寝室に戻る道のりが分かんなくてさ」
 炭治郎「それで、とりあえず屋敷内をうろついてみてたんだ。良かったよ、有為ちゃんがいて」

 有為「なるほどなるほど。竈門くんたちはボクの家中を鼠のように這ってたんですか」
 炭・花「言い方がひどい!!」

 有為「仕方がありませんね。寝室までご案内しましょう」
 炭治郎「ねえ、有為ちゃん。ちょっと俺から話を聞いて言い?」
 有為「………殴りますよ」

 花子「どうやら宵宮、ナンパと勘違いしてる? おばーかさん」
 有為「バンッッ(花子くんにビンタ)」
 花子「躊躇ないなー!!!」

 有為「ボクが語れる話などあまり多くないですよ」
 炭治郎「大丈夫。こっちから話題を振るから(ニッコリ)」
 花子「(ビンタのせいでバタンキュー)」

 有為「それでは道案内はあとにして、厨房へお越しください。抹茶淹れます」
 花子「や……たぁ……」
 炭治郎「花子くーん(゜_゜>)」
 

 〜こうして、厨房へと向かう三人だった〜


 ※花子くんは幽霊なので普通の人には見えないし触れないけれど、
  かまぼこ隊は鬼退治でそういう『怖いもの』をいつも見ているので
  触れるし見ることも可能。。有為ちゃんは霊力があるから見える。

  ↑↑↑今更の説明すませ。


 ネクスト→有為・炭治郎・花子くん、三人の座談会(^^♪
      寝室では禰豆子と伊之助による被害が…。
      次回もお楽しみに!

  1話がどんどん長くなる件。
 


 
 

 

 
 

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