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【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡
作者: むう  (総ページ数: 151ページ)
関連タグ: 鬼滅 花子くん 2次創作 オリキャラあり 戦闘あり 恋愛要素あり 
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 うぉぉぉぉ、これ終わったらもう第7章、クライマックスです!
 長かったぁ…7章は見所いっぱいありますんで楽しみにしててくださいっ。


 〈有為の家:夕食中〉

 つかさ「わーい普ー。隣で食べていい?」

 花子「へぇ。胡桃沢、アバズレて言われたの」
 仁乃「そうなの、でもね、愈史郎くんが最後美人だって言ってくれて」

 炭治郎「よかったな仁乃ちゃん」
 禰豆子「ムームー」
 善逸「仁乃ちゃんの可愛さが分かんないなんてアイツ本当に見る目ないよなっ!」
 睦彦「まぁ…そうだな」

 つかさ「あーまーね――――!一緒に食べようよ!ねーねー(ぴょんぴょん)」
 桜「ジャンプした時に手が私のひじに当たったわよ」
 夏彦「お嬢、いっつもつかさとぶつかってるよね」

 有為「花子くんもどきっ、埃が散るのでジャンプしないでください」
 つかさ「女の子には優しくって言われてたんだった。はーい」
 

 花子「全く。分かったよ、隣で食べてあげるから」
 つかさ「やったー」
 花子「その代わり、怖いこと言っちゃダメね」
 つかさ「はーい」


 禰豆子「ムームー」
 炭治郎「それじゃあお茶も配り終わったし、合唱しようか」
 善逸「じゃあ禰豆子ちゃんお願いっ」

 睦彦「自分で言えよ…」
 仁乃「まぁまぁ、そう言わずに」

 禰豆子「ムームー(合唱)!ムームムムー(いただきます!)」
 かまぼこ花子隊一同「いただきます」

 有為「………食材をお腹の中に入れて消化しますっ」
 夏彦「あってるけどストレート〜」


 〜突然、バサバサッ バサバサッという音がして〜


 寧々「な、なに、この音」
 光「窓の外から聞こえるっすね。俺見てきます」


 
 〜ガラッと窓を開けて〜


 鎹鴉「カァァァ―――――!!」
 一同「うわっっ」


 炭治郎「に、任務か?」
 善逸「今? 間、悪すぎじゃない? いただきます、の段階で任務行けって?」
 

 鎹鴉「緊急収集! 緊急収集!! 産屋敷邸近辺デ、六新鬼月ノ被害アリ!!」
 一同「!!」

 鎹鴉「タダチ二向カエ、方向ハ北東! カァァ―――!」

 
 炭治郎「今の、聞いたか、みんな」
 禰豆子「ムームー!」
 善逸「間が悪すぎるのよふざけんなよ、でもやるべきことはちゃんとわかってるよ!」
 仁乃「……とうとう来たね…」
 睦彦「でもここから産屋敷邸って三日かかるんだが…」

 花子「宵宮! 転移術だよ。俺らを召喚したみたいに皆をワープさせて」
 有為「……了解しました便所虫」
 寧々「最後の最後まで嫌味かいっ」

 花子「八尋は珠世さんのところに飛ばして」
 有為「分かりました(術の発動準備)」

 寧々「な、何で私だけ?」
 つかさ「人間ってすぐ死ぬんでしょー? 生身の人間は」

 花子「お願い。大丈夫だから。霊魂使って連絡も取るし。寂しかったら戻ってきてもいいけど」
 寧々「分かったわよ。ちゃんと大人しく待ってるから、怪我だけはしないでね」

 花子「うん。あと、俺はつかさと一緒に行動する。少年は護衛よろしく」
 光「俺が? お前の護衛?? 嘘だろ?」
 つかさ「やったぁ普と一緒だ――!」

 桜「……私、今、超サイコースーパースペシャルな必殺技を考えたわ」
 一同「(また出た、サイコー超スーパースペシャル)


 有為「術の準備が出来ました。皆さん、出来るだけボクの側に集まってください」
 一同「(有為の側に行く)」
 有為「………行きますよ。祓魔術・拾の神 空間転移!!(杖を掲げる)」


 〜ひゅんひゅんひゅんひゅん(←効果音)〜


 一同「(有為の家から姿が消える)」


 〈産屋敷邸近辺〉

 かまぼこ花子隊一同「うわぁぁぁっ(ドサッ)」
 有為「さ、急いで」

 炭治郎「かまぼこ隊、行くぞ―――!」
 善逸「ハイハイハイハイ分かってるよ、俺ここで泣いたらいけないってことぐらい」
 睦彦「当たり前だろ。こんな場面で泣くなんて…( ゚Д゚)」
 善逸「何その目!」

 伊之助「おっしゃああ行くぞお前らぁぁぁぁ」
 仁乃「……準備は出来てるよ!」
 禰豆子「ムームー!(箱の中)」


 炭治郎「出発―――!(走り出す)」
 かまぼこ隊一同「オー!」


 花子「……久しぶりだね、つかさと一緒の行動とるのは。準備OK?」
 つかさ「ばっちり!」
 花子「実は俺、鬼の頸を斬れる包丁もらったんだよね」
 つかさ「すごーい」

 花子「では、あまつか(あまね×つかさ)コンビ、始動―――!」
 つかさ「いえええい!」


 桜「いい、夏彦。ここにラジオがあるわ」
 夏彦「お嬢いつの間にそんなものをっ」

 桜「これで、噂変えられるわね」
 夏彦「なるほど。七番の噂を変えるん=強くするんだね。お嬢さえてる♪」
 桜「悪役だってたまにはいい仕事もするのよ。行きましょう」
 夏彦「りょーかい」

 



 義勇「………ついに、来たか…(産屋敷邸に向かって走っている)」
 しのぶ「お館様、どうかご無事でっ」
 蜜璃「よーし頑張るぞぉ―――!!」
 伊黒「くれぐれも無理はするなよ甘露寺」
 実弥「鬼は皆ぶった押す!」
 煉獄「うむ! 我々の団結力を見せつけてやろうではないか!」
 宇髄「派手になってきたじゃねえか。派手にぶちかますぞォ!」
 無一郎「俺はなんかすごく調子がいいです」
 悲鳴嶼「さあ、柱一丸となって頑張ろう…南無阿弥陀仏…」


 ネクスト→いよいよクライマックスです!
      次回も――――お楽しみに――――――!
      やっとだああああああ!
 
 

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