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【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡
作者: むう  (総ページ数: 151ページ)
関連タグ: 鬼滅 花子くん 2次創作 オリキャラあり 戦闘あり 恋愛要素あり 
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 〈燐月・銘祈と対面〉

 花子「………さぁ、二人まとめて今晩の鍋にでも入れようかな」
 銘祈「俺を食べてもいいが、後悔することになるぜ」

 花子「うん、不味いのは目に見えてるから」
 つかさ「肉スッカスカなのも分かってる」
 銘祈「……お前らなぁ…」

 有為「久しぶりですね。ボクは陰陽師・宵宮家のものです。覚悟しろ」
 しのぶ「さぁ、行きましょうか皆さん」
 かまぼこ花子隊一同「はいッ」

 〜一斉に押しかかろうとしたところで声がかかり〜

                                 ・・・・・・・・・・
 燐月「君が、あの方が言っていた陰陽師の子孫だね。君のお兄ちゃん、すっごく美味しかったよ」

 炭治郎「……お前、何を言ってる」
 燐月「あと少しで負けそうだったのにさ、体力切れしちゃったのが惜しかったなぁ」
 有為「……今、何て言いましたか」
 善逸「…………有為ちゃんのお兄さんがどうした」

 銘祈「お前の兄、宵宮十郎だっけ。すぐに倒れたから全員で吸収したんだぜ」
 有為「………え」
 睦彦「おい、それ以上言うな。殺すぞ(剣を突きつけて)」

 燐月「でもアイツ、吸収される寸前で自分に術かけて、吸収できなくしたんだよね」
 銘祈「お前の兄はいまも俺たちの腹の中にい」

 〜ブンッ〜
 〜バンッ〜

 無一郎「おい。いい加減にしろよ糞野郎が(石を投げつけて)」
 玄弥「くたばれっ!(バンッ←銃)」
 燐月「……痛いなぁ。弱い者いじめはダメって教わらなかった?」
 カナヲ「……どの口が言う」
 
 有為「………そんな、そんなの、嘘に決まって…」
 燐月「救われない運命だったよねぇ。彼の弟の茂吉君が後を追って、俺らに食われて」

 仁乃「………………黙れ!! 有為ちゃんのお兄さんを悪く言うな!」
 伊之助「テメエら許さねえ。絶対に倒してやる」

 有為「兄さんたちが、お前らに吸収された? 喰われた?」
 善逸「……う、有為ちゃん?」
 つかさ「だ、大丈夫な…」
 有為「絶対に、オトシマエをつけてやる(ギロリ)」


 燐月「やってごらんよ。じゃあまずは籠手試しで。血鬼術…不死の魂獣(こんじゅう)」

 
 〜燐月が指を鳴らすと、大量の雑魚鬼が現れ〜

 雑魚鬼「グルルルル……」
 しのぶ「!! あの鬼、確か、この前のっ」
 銘祈「そうだ、柱を襲った不死の操り人形。斬っても死なないし傷すらつけられない鬼」

 善逸「……そ、そんなもの、どうやって倒すんだよ…」
 花子「大丈夫だよ我妻。俺に任せて。七不思議を舐めちゃダメだよ」
 つかさ「そうだよー。普は強いからねー」

 伊之助「不死だろうが知ったこっちゃねえっ! 行くぞお前ら!」
 かまぼこ花子隊一同「おうっ」

 銘祈「おい燐月。こんな連中に使う時間がもったいない。さっさと片付けて骸様のところへ」
 燐月「分かってるよ銘祈くん。―俺、本気だから。行け、人形たち!」
 雑魚鬼「ウがぁぁぁぁぁぁぁっ」

 光「ハァ。ハァ。やっと追いついたってうわあああああ!何か来たぁぁ!」
 かまぼこ花子隊一同「光くんっ(少年!)」
 光「は、早く攻撃しないと…。エイッ」



 ※しーーーーん


 光「あ、そうだ俺の錫杖、封印されてたんだったぁぁぁ! はがれろ、この紙っ(ぺりぺり)」
 雑魚鬼「グルルルルッ ウガァッ」
 仁乃「光くん危ないっ。血鬼術…爆黒炎っ!」

 雑魚鬼「ギャッ(炎を食らったが即回復)」
 仁乃「チッ。やっぱりあまり効かないな。厄介すぎる」

 
 光「花子ぉ! この『封』の紙はがせよっ。今やらなくてどうするっ(ぺりぺり)」
 つかさ「(ぺりっ)はい、取れたよー」

 光「おお、やっとこれで俺が本格的に戦える―――!」

 
 花子「つかさ。―で――して。お願い」
 つかさ「……了解」

 雑魚鬼「がぁぁぁぁっ(牙をむき出して飛び掛かってくる)」
 花子「蹴散らせ、白状代っ!(ビュンッ)」

 〜閃光が放たれ〜

 雑魚鬼「ギャッ(数メートル先まで飛ばされる)」
 燐月「くそっ。やるねぇ」
 

 炭治郎「花子くん、つかさくんは?」
 花子「準備中。気にしないで。行くよ」
 かまぼこ花子隊一同「おう!」




 【出張編:大正コソコソ噂話】
 今日の大正コソコソ噂話:かまぼこ隊の好きな物は?

 炭治郎「俺はタラの芽。苦みがあっておいしいんだ」
 仁乃「好みが渋いね炭治郎さん。禰豆子は何が好き?」
 禰豆子「ムームー!(金平糖の瓶を突き出す)」

 花子「……金平糖か。竈門妹、鬼なのに食べれるの?」
 禰豆子「ムームー…」
 善逸「人間に戻れたら俺がいっぱい買ってあげるよ♪」

 善逸「俺は高いものならなんでも好き。寿司でしょ、ウナギでしょ」
 睦彦「贅沢な好みだな…」
 伊之助「おれは天ぷら!」
 寧々「伊之助くんのも贅沢なやつだねっ」

 光「ふぅん。仁乃ちゃんと睦彦は?」
 仁乃「え、えっと、わらび餅が好き」
 蜜・仁「もっちもちが溜まんないの〜〜」


 仁乃「え?(隣を見て)」
 蜜璃「あ、あらやだごめんなさい私、担当時間間違えちゃったっ」
 花子「まぁ人数は多い方がいいし、甘露寺さんも良かったら話そうよ」
 蜜璃「そ、そう? ありがとうっ」

 光「睦彦、お前何が好きなの?」
 睦彦「え。えっと、わさび漬け」
 一同「お前も好み渋いな!!」

 炭治郎「ふんふんなるほど。じゃあ花子くんは?」
 花子「お、俺!? …………ナツ」
 善逸「声小っちゃくて聞こえん。何て?」
 花子「…………ドーナツが、好き///」

 蜜璃「かわいい!」
 仁・睦「何でそこまで恥ずかしがってるの」
 光「さぁな。よく分からない」
 寧々「花子くんってよくわかんない所が多いのよ」

 一同「今回はおしまい。次回のこのコーナーをお楽しみに!」


 ネクスト→戦闘開始☆次回もお楽しみに!
 
 
 


 
 

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