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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 97ページ)
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*23*
魔トリョーシカ達が優を護衛しながら怪人のところに向かうと……
サビィ
「あれらしいっす」
優
「………あの人は波瑠くんでは無さそうです」
ユージン
「おい待て、俺あいつ知ってるぞ」
ユージンが近づく……やっぱりその男を知っている。
ユージン
「お前……【死神】か?」
【死神】
「………ユージン。」
MX
「………?」
マルス
「ム?知り合いかね?」
ユージン
「ああ、前に色々とな」
※D-7参照
【死神】
「お前たちこそこんな大人数で………わざわざ肝試しに来た訳でもないな」
優
「実は、僕の友達がここに来ているんです、見ていませんか?」
…………
優は死神に全ての事情を説明する
【死神】
「そうか………螢火村の関係者がほかに居たのか。」
レオン
「じゃあ、お前も?」
【死神】
「そうだな………俺も、似たような理由で来た。」
【死神】
「だが今回はいつにも増して霊の勢いが強い………早めに見つけないとその友達も危ないかもしれないな」
優
「そ、そんな………」
………
七夜
「なぁ、なんかこう………幽霊を鎮める方法とかねぇのか?」
【死神】
「少なくともこの村に実用性のあるものは無い………『水贄祭』でも無理だからな」
魔トリョーシカ
「水贄祭?Mr.ショータイムさん知ってる?」
Mr.ショータイム
「………」ボソボソ
チドリ
「『水贄祭は、双子を用いるという事以外謎に包まれている厄祓いの儀式ということ以外何も分かっていない』だそうです」
七夜
「そうか………この中に双子はいねーしな、どうしたものか」
歩いていると……蛍、写真にも映っていた蛍が取り囲むようにあらわれる
ヒルデ
「ひええっ!?」
ユージン
「落ち着け!ただのホタルだろうが!」
【死神】
「いや………あれはただの蛍ではない、こいつらなら居場所も知っているだろう」
【死神】
「呪法………」
死神は蛍に呪法をかけると、蛍はワラワラと飛んでいく
【死神】
「…………ついてこい」
………
そして、一同は村の真ん中にたどり着く
レオン
「こんな所に連れてってどうする気だ?」
優
「……皆さん、ここ何かあります」
【死神】
「…………そうだな、どうやら何かが幻で意図的に隠したようだな」
【死神】
「呪法!!」
死神が呪法を唱えると、地面から煙が吹き出して幻のように消え……
池が現れた。