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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 97ページ)
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*35*
【1週間後の夜】
魔トリョーシカ
「♪〜」ヒュー
レオン
「…………誰だよ、ウチに来れば闇金より楽に借りれる〜みたいなこと広めたやつ」
カーム
「あのパンダの関係者だろ………」
Sonic.exe
「あれから金を借りたいってやつが……8人か?」
レザード
「もう100万は貸した気がするぞ、ちゃんと帰ってくんのか?」
魔トリョーシカ
「うーん……戻ってきそうなのは何人か居るけど、怪しいのが居るのも事実だね」
ユージン
「そういやあのパンダ、結局今日返しに来なかったな………」
魔トリョーシカ
「言ったでしょ?返しに来ないって」
MX
「?」
魔トリョーシカ
「なんで分かるの?って顔してるねMX」
魔トリョーシカ
「実はお金を貸す時、万札を入れた袋の中にこっそり小さいボクを入れておいた。」
魔トリョーシカ
「アレもボクの一部だから、瞳を通して何をしているのか分かる」
魔トリョーシカ
「薬を買って娘の病気を直そうとしている者、欲に走る者、夢を目指す者………そして、ボクの約束をしっかり守って返済するために必死に働く者」
魔トリョーシカ
「いやー!人間ってお金絡むと色んな姿が見れて面白いね!」ニッコニコ
レオン
「闇の世界の管理人のくせにすげぇいい笑顔しやがって」
ユージン
「大丈夫だ、アレは闇のドス黒い笑顔だ」
マール
「……じゃあ、パンダは?」
魔トリョーシカ
「うん、実を言うとパンダはねー」
魔トリョーシカ
「ボクに貰った金を速攻でパチスロに使って溶かしてたから、あっ無理だなってなった」
レオン
「おいおいおいおいおい」
レザード
「クソブラック企業でギャンブルしててわざわざ俺らみたいな所に借りてくるパンダとか絶対ろくな経歴ね〜………」
犬塚
「どうする?取り立てるか?」
魔トリョーシカ
「でもボク取り立て方なんて知らないよ?怒鳴ったりドア叩いたら却って不利にならない?」
七夜
「あーー………どうすっかな。」
Sonic.exe
「こういう時は関係者に吐かせることだな」
MX
「………」
Sonic.exe
「何!?お前が株式会社某企画に行く!?」
Sonic.exe
「シャチやペンギンが居るし自分がいっても問題ない!?」
Sonic.exe
「……アウトに決まってんだろ!!」
MX
「……」ショボーン