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独善なんでも依頼ギルド【正義の悪役】
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 97ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 短編集 依頼解決 多重クロス 読者参加型 ヴィラン 
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*38*

スターアベネス
「何が起ころうと、【お前が悪い】」

スターアベネス
「金がないなら【意地でも増やす】」

スターアベネス
「不幸になるなら【払わない方が悪い】」


スターアベネス
「楽してお金が借りられる?そんな事があるわけねぇんだよ!」


スターアベネス
「ひゃっひゃっひゃっひゃっ!!」

ヒルデ
「ネガイモノの王が………ノリに乗ってますね」


ーーーーーーーーーーーーー
『匿名A』

スターアベネスの願いの力で家に価値が付き、買い取られて借金返済の代わりにホームレスとなる。

ーーーーーー

『匿名B』

スターアベネスの力でブローカーに襲われ、借金返済の代わりに両目を失う。


ーーーーーー

『匿名C』

スターアベネスの力で身内親戚隣人全てから押収、借金返済の代わりに一家絶縁、村八分となる。

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スターアベネス
「やり過ぎだ?しったこっちゃねぇ、払わねぇ【あいつが悪い】んだ」

スターアベネス
「オレたちはなんでもギルドだから『なんでもやる』」

魔トリョーシカ
「そして………依頼を果たすためなら『なんでもやる』」


魔トリョーシカ
「借金という依頼は、お金を返すことで達成となる……なら、ボク達がなんでもしてお金を取り戻すことも、当たり前なのさ」


魔トリョーシカ
「さて、パンダ君にはボクがやる」

魔トリョーシカ
「スターアベネス、お願いだ」




魔トリョーシカ
【パンダをここへ呼べ】

スターアベネス
【アイアイサー】



今にも恐ろしいことが起こるんじゃないかと、願いの王と闇の管理人は不敵に笑う姿に

正義の悪役の一部の面々は背筋が凍っていた。


スターアベネス
「願いあれ」


スターアベネスが指を鳴らすと、天井からビショビショのパンダが現れた

パンダ
「うえっ!?な、何!?ここは………地上!?」

魔トリョーシカ
「ああ、いないと思ったらアレだね。」

Sonic.exe
「マグロ漁船とかいうやつに乗せられていたのか」

パンダ
「え、え、え!!?ここは………!?」

魔トリョーシカ
「さてパンダくん」


魔トリョーシカ
「依頼達成の為にボクに借りた10万円返して♡」

七夜
(出したの俺だけどな………)

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