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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 97ページ)
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*53*
ヤジマ
「おっと、詳しく聞かせて貰えますか?」
ダイロウ
「せっかくの生中継だ、はっきりさせましょう。」
ダイロウ
「フェリート副社長を殺害したのは………貴方です、エンゼン」
!!
!!
エンゼン
「………」
七夜
(……………)
エンゼン
「俺が?」
ヤジマ
「あーそういえば良くない噂も聞いてましたからねー」
ヤジマ
「フェリート副社長の方も発言にパワハラ気味な所があったとか、ゲームの意見で言論になったとか」
エンゼン
「より良い結果を求めて意見が対立することは、この業界ではありふれた話だ」
ダイロウ
「果たしてそうですかね?」
ヤジマ
「そんなに自信があるなら聞かせてください、彼がどのようにフェリート副社長の息の根を止めたのかを!」
七夜
(………そういや【助太刀】なんてのもあったな、怪しい言葉は否定だけじゃなく、肯定もしてみよう、ボロが出るはずだ)
〜エンゼンの犯行・動機〜
エンゼン
『俺もお前と同じく、休憩に行かず延長したと言ったはずだが』
ダイロウ
『余程の用事があれば出ることはある事も彼らが証明していますよ?』
ダイロウ
『悲鳴を上げずに殺す方法もありますよ、首を絞めるだの毒だの山ほどあります』
ダイロウ
『その後に突き落として感電死させれば死体から痕跡も隠せますしね』
ダイロウ
『だが俺にそんなことをする動機があるのか?否定された程度で血が上るように見えるか?』
ダイロウ
『フフ………貴方が仕事一筋の男だったならそうでしょうね』
【助太刀!】
魔トリョーシカ
「それってつまり、キミは彼に仕事以外の一面を感じ取ったってことかな?」
ダイロウ
「………その通り、彼に感じとったその感情、それは」
ネズミの神さま
「Love?ひょっとしてLove?」
ダイロウ
「ええ、いい見世物でした………数日前から僕は見ていました」
ダイロウ
「………エンゼンが、フェリート副社長にお人形さんを渡していたことを!それも!手作り!」
ヤジマ
「えっ、ここでラブですか!?ラブ来ちゃうんですか!?」
ダイロウ
「それだけじゃない!その対象は………そここに居る咲原まくるにも渡している!」
ヤジマ
「おっとーーーー!?トライアングル・ラブですか!?」
ライオネル
「サイキック・リンク!」
猿渡
「おいなんで嬉しそうなんだよ!」