完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

独善なんでも依頼ギルド【正義の悪役】
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 97ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 短編集 依頼解決 多重クロス 読者参加型 ヴィラン 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~

*57*

まくる
「頼まれていた……モノ?」

七夜
「ああ、ヤジマさんやエンゼンの言う通り今まで俺たちがやっていたのは時間稼ぎ、全てはこれを待っていたんだ」

ヤジマ
「何が届くんですか?」

七夜
「証拠品」

ダイロウ
「なっ……証拠品!?あるわけない、そんなもの!」

ネズミの神さま
「あら?じゃあアナタは証拠品もないのにエンゼンを犯人と思ってたの?」


と、話していると黒い高級車が現れ……席から若い男が降りてくる


「これはこれは、本当に殺人事件の現場にクライムチャンネルの生放映だ」

ヤジマ
「おや、貴方は確か………【カーペンターズ】の若社長、槌谷さん?」

ヤジマ
「自動車建設の社長さんがどうしてここに?」

槌谷
「あ、どうもどうもヤジマ・キキさん!いつも番組拝見してます!」

槌谷
「改めてカーペンターズの槌谷と申します」

魔トリョーシカ
「紹介するよ、槌谷さんはボク達正義の悪役のスポンサーなんだ」

槌谷
「車をバラしたり改造する他に、色々頼まれたものを直したりもしてたんだけど……」

槌谷
「でもまさか、殺人事件の証拠品を直してくれと言われるとはね」

望原
「あの……なんなんだ?証拠品って」


槌谷
「副社長フェリートの持っていた携帯電話」

ダイロウ
「!!!!????」

槌谷
「高いところから落ちて感電してたもんで酷いものだったけど、俺にかかればちょちょいのちょいさ」

ライオネル
(…………なるほど、そういうことか)

ライオネル
(後ろに人型の覇気が見える、俗に言う【スタンド使い】というやつか………)

ーーーーーーーーーーーーーーーー
槌谷
特殊能力:【カーペンターズ】のスタンド使い
カーペンターズ

破壊力-B スピード-B 射程距離-B 持続力-B 精密動作性-C 成長性-B

触れたものの修理、改造、分解が可能。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

槌谷
「バックアップもちゃんとしてあるから携帯会社に連絡したら、死ぬ直前のデータまで元通りだ」

七夜
「ここで、大きく話を戻すが………あった」カチカチ

七夜
「どうやって副社長のところに向かったのか?どんな余程のことがあったのか………」


七夜
「違う、逆だったんだよ」


七夜
「犯人がフェリート副社長の休憩に乗り込んだんじゃない」

七夜
「『フェリート副社長が犯人を呼び寄せた』んだ」

七夜
「………なぁエンゼンさん、このお金を普通より多く貰ってる人に心当たりは?」

エンゼン
「部署もバラバラ、集まってる所もそんなに見ない………だが、強いてあげるなら」

エンゼン
「皆階級はいい、部長や課長ばかりだ」

七夜
「じゃあこのお金が上がった日の近日、前後になにか変化は?」

ライオネル
「…………ああ!そういえば!」

ライオネルはポケットからくしゃくしゃの紙を取出す

ライオネル
「この日の後日も、この日とこの日の後日も!」

ライオネル
「君が出世した日じゃあないか!」

ダイロウ
「しゃ、社長ッッ!!!」


ヤジマ
「おやおやー?突然のお金の増加、後日の出世、そしてそれの繰り返し」

ヤジマ
「なんだか、途端にきな臭くなってきましたねー?」

ダイロウ
「そ、そんなの!」

七夜
「やったかやってないかはともかく、こんな事があれば副社長とあれば間違いなく怪しむ」

七夜
「だからフェリートは呼び出したんだろ……ほら」


七夜
「メールで」

七夜はフェリートのスマホを操作して、メール画面を開く

受信フォルダに、最新のメールがあった

魔トリョーシカ
「15:20分………休憩内、死ぬ直前のメールだね」

七夜
「だから、このメルアドの正体………まぁ俺は分かってるけど」カチカチカチ




ピロロロロロン


エンゼン
「……………」

ダイロウ
「…………」

エンゼン
「おい、ダイロウ、鳴っているぞ………メールが来ているぞ」

エンゼン
「開いておけ、偶然ということもある」


ダイロウ
「………………」


パカ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

は ん に ん は お ま え だ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ダイロウ
「!!!?」


ヤジマ
「あらら、こんな所に落とし穴」

ヤジマ
「正義の悪役様々ですねー、いかかですか?メッキが剥がれてワイロマンが顕になったクズ」

ネズミの神さま
(ほんとこの人、犯罪者や犯人には辛辣ね………)

魔トリョーシカ
「あ、エンゼンさんもう帰っていいよ」

魔トリョーシカ
「監視カメラはとっくに見てたからキミがフェリート副社長が死ぬまでの間にずっと働いてることは知ってたから」

エンゼン
「………知っててここに呼び寄せたのか、アイツを油断させるために」

エンゼン
「こんなことは言いたくないが、お前たちも性格はいい方では無いな」

魔トリョーシカ
「結構、ボク達は正義の悪役なので」

七夜
【待った!】


七夜
「………まだ動機までは言ってないだろ?」

56 < 57 > 58