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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 97ページ)
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*75*
………
魔トリョーシカ
「それで、これが例のアイドル人形?」
月詠
「はい、これで間違いないかと」
カーム
「…………ただ、アイドルに似ているだけで関連性は分からないからな」
魔トリョーシカ
「まぁ怪しい訳ではある、持ち帰って確認はしてみようか」
Sonic.exe
「マガイモノ王国やハグレ王国にはオカルトに詳しい奴も結構いる、そういう奴に見せれば何か分かるかもしれないな。」
魔トリョーシカ
「とりあえず最初の目的は達成、次は………プーペの妹探しだね」
魔トリョーシカ
「というよりは、ボクからしたらこっちの方が大事まである」
魔トリョーシカ
「妹までそっくりな人形とかあったら洒落にならないからね?分かってるよねん?」
七夜
(相変わらずのシスコンっぷりだな……)
ネズミの神さま
「その妹ってどんな人なの?」
月詠
「さぁ……私もその時初めて知ったのでなんとも」
月詠
「プーペは確か20代近くと言ってたから、結構若いとは思うけど……」
レオン
「20なんて騙る奴の常用句だろ、50代近くでもハタチを自称するダサい仮面の男とか知ってるぞ」
月詠
「それは騙り過ぎ………プーペの場合は本当に20代近くで間違いないと思うから」
ユージン
「チドリ、それっぽい人形はあったか?」
チドリ
「…………」
スターアベネス
「そもそも人形で年代を判別しろってのも無茶な話だけどな」
七夜
「………何お前ら、何想像してんの?」
サビィ
「いやー、ホラー的なメタ思考なんだけど」
サビィ
「魔法使い的な何かによって人々を人形に変えて云々って事かと思いまして」
サビィ
「てか、俺だったらそうしてるっす」
サビィ
「だって皆行方不明者に似てるんでしょ?」
レオン
「あのな、人形はキルマークの証明かもしれないだろ?」
レオン
「殺した証としてそれを模した人形を作るサイコ殺人鬼の線も有り得るぞ」
Sonic.exe
「………仮にどちらの線も有り得たとしてそれを警戒心ナシでウロウロしてきたのか俺達は」
Sonic.exe
「………だが俺たち以外に何か居ない訳でもない、人陰らしきものはあった」
Sonic.exe
「というか………今もあるな」
「「「!!?」」」