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独善なんでも依頼ギルド【正義の悪役】
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 97ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 短編集 依頼解決 多重クロス 読者参加型 ヴィラン 
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【依頼7】
「レッドフード・アンド・アナザー・ジャスティスヴィラン」

「1、10、100」


「ざっと200体の群れか」

人狼に、怪物に………『運命』に。

物語の結末と日々戦っている修羅の世界【レッドフード】の物語。

「グリムお姉さま鬼強ええ!!このまま生意気な人狼皆殺していきましょう!」

そして、これは………


「………待って、お姉さま」

「なんだ」


「………これ、よく見たら血じゃなくて………」


「……………戻ろう、1回逃げようお姉さま、これ今の装備じゃ勝てないよ………」


ーーーーーーーーーーーーーー

一方、正義の悪役はたくっちスノーから連絡が入っていた

魔トリョーシカ
「え?フィルトナがボクの所に?」

たくっちスノー
【ああ、何でも屋やってる事を話したら是非とも何とかして欲しい一大事だから空けといてほしいと】

魔トリョーシカ
「マンガの手伝いじゃないといいけど」

たくっちスノー
【………実は、俺から見ても割と真剣な依頼になると思う】

魔トリョーシカ
「え?」

たくっちスノー
【まぁ詳しくは姉貴から聞いてくれ】


…………

しばらくすると、たくっちスノーの言葉通りフィルトナが現れた。


小さな子供を連れて

魔トリョーシカ
「やぁフィルトナ、たくっちスノーから話は聞いているよ」

フィルトナ
「あ、本当にいた……あの、えっと」

「話はいい、依頼だ。ここに来て言うことはそれくらいでいい」

魔トリョーシカ
「……ふむ、確かにそうだがボク達も一応素性を知っておきたい」

魔トリョーシカ
「まぁ、キミに関しては隣のフィルトナがお熱だからよく知ってるよ、ネオジャンプにも居たからね」

魔トリョーシカ
「確か……グリムだったかな」

フィルトナ
「……そう、私がネオジャンプで1番気合を入れて書いている続き『レッドフード』の登場人物なんだけど、その………」


フィルトナ
「ごめん、その………黙ってたわけじゃなくて、忘れてたわけじゃないの」


フィルトナ
「グリム………グリムお姉さまは………」


魔トリョーシカ
「キミとたくっちスノーの姉の1人?」

フィルトナ
「…………うん。」

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