完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

独善なんでも依頼ギルド【正義の悪役】
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 97ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 短編集 依頼解決 多重クロス 読者参加型 ヴィラン 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~

*84*


ベロー
「それでその………『マガイモノ』というのは?人狼みたいに再生する生物とは聞いてるけど」

魔トリョーシカ
「マガイモノは、黒くてゲル状の塊がこうして生き物の形を取っている………スライムみたいなものさ」

魔トリョーシカ
「マガイモノ達の体を形成する成分が欠けを感知すると即座に成分が倍のように増えて、再生みたいに見えるというわけさ」

ベロー
「じゃあグリムとそのきょうだいは人間じゃなくてその……マガイモノだったのか」

グリム
「そうだ」

ベロー
「………じゃ、マガイモノはどうやって死ぬんだ?」

魔トリョーシカ
「最初に気になることが殺し方かい?さすが狩人だね」

グリム
「基本的にマガイモノは死なない、だが私の知る限りでは例外が見つかった。」

フィルトナ
「【マガイモノキラー】……」

フィルトナ
「普通、生き物がマガイモノ成分を体に入れると溶解して死ぬんだけど……稀に適応してマガイモノ化するケースもある。」

魔トリョーシカ
「そうしてマガイモノになった生物の成分は、再生すら出来なくなるほどボクたちマガイモノの成分を消す……というよりは食べる。」

魔トリョーシカ
「だからマガイモノキラーというわけだ」

ベロー
「………なんか、それってズルいな、マガイモノを殺せるのは選ばれた人間だけみたいな」

魔トリョーシカ
「………ああ、だからこそ面倒なことになった」

ベロー
「え?」


魔トリョーシカ
「………君の師匠さんと妹はね、これを見せてきたんだ」

魔トリョーシカは瓶に入った真っ黒な液体を見せる

魔トリョーシカ
「これはね………『壊死したマガイモノ成分』」

魔トリョーシカ
「つまり、マガイモノキラーに殺されて間もないマガイモノなんだよ」

ベロー
「えっ………?」

魔トリョーシカ
「分かるかい………?マガイモノキラーもまたマガイモノのように不死身だ、だからこそボク達もいずれ生まれると分かっていながら警戒はしていた」

魔トリョーシカ
「グリムが言うにはね………」




魔トリョーシカ
【キミの世界の人狼がマガイモノさえも食って、適応している可能性がある】

魔トリョーシカ
【生まれちゃったんだよ………『悪のマガイモノキラー』が。】

83 < 84 > 85