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独善なんでも依頼ギルド【正義の悪役】
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 97ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 短編集 依頼解決 多重クロス 読者参加型 ヴィラン 
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森のあちこちから無数の光る目と牙が光る


「腹減ったァ〜」「あの下っ端は死んだかァ〜雑魚だったしなァ〜」「全部食いて〜」

魔トリョーシカ
「ダイヤモンド・ファングもここまで来たか」


「一匹狼ってよぉ〜、人間共は群れなんか作らず1人で戦ってすげぇみたいに言うけど、実際はそんなことは無い」

「狼にとって、群れから外された狼なんてものはただの約立たずのクズだ。」

「仕事は大勢でやった方がいいに決まってる」



ベロー
「………あっ!あの人狼!」

人狼の中にはガラケーで連絡をしている者も居た

グリム
「最近の人狼は現代かぶれだな」

フィルトナ
「連絡先にいるのが………ダイヤモンド・ファングのボス?」



「いつも通りでいいですか?ボス」


【ああ、仕事内容も報酬も変わらん……いつものように】


【1番手柄を取ったやつが好きな部位を食え!】


「ヒャッハアアアアアア!!!」

ボスの言葉と共に人狼が飛び出していく!


「足だ!!」「腹だ!!」「腕だ!!」


「そして何より!!」


「「「お前の脳を啜らせろ!!!!」」」




フィルトナ
「またいっぱい来たわ!」

ベロー
「まずい………昨日も大量に戦ったばかりだからそこまで弾丸が……」

グリム
「なんの問題も無い」

魔トリョーシカ
「そうだね」


魔トリョーシカは指から糸を引っ張ると、人狼の背後からMXとSonic.exeが飛び出す!!

魔トリョーシカ
「MX、心臓を貫け、exe、木っ端微塵に壊せ」

Sonic.exe
「滅べ!!」

MX
「fuuuuuuuu!!」

魔トリョーシカ
「exeは元々キャラクターを殺すためのキャラクター、タブーの件でマガイモノにも効くことは立証済みだ」

魔トリョーシカ
「だから人狼も多分殺せる」

exeとMXが飛び回り、瞬く間に人狼達の体をバラバラにしていき、それをベロー達が心臓を撃ち抜いていく。


ベロー
「ダメだ!やっぱり数が多すぎるぞ!」

グリム
「止むを得ないな 」


【狩人616ツ道具 『裂裂丸』】

グリムはソフトボール状の物体を投げると空中で四散し、弾丸がショットガンのように吹き出す!!

魔トリョーシカ
「こりゃ凄いね、これでも依頼なのにボクの仕事がなくなる………」


魔トリョーシカ
「という訳でも無さそうだ」

魔トリョーシカは更に糸を引っ張り、ティラノサウルスのフィギュアを空から落としてフィルトナの背後にいた人狼を押しつぶす。

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