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作者： ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E （総ページ数： 96ページ）
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＊53＊
一方ドラマパートの方
何かと男は愕然としていた、互いの料理店を潰すためにダメダメ料理を作ったはずが片方が大人気メニューとなっていたからだ。
「う、嘘だろオオン！？俺のストローラーメンが...ありえねぇよ！！原作だと皆怒ってたダルルォ！？」
「.....ちっ」
「だが続けるぞ！！引き続きクソみてぇなラーメンを作らせるんだよ！！この通りにな！！」
男はメニューを何かに押し付け、再び玄武へ入っていく
「...わかったよ、無能」
何かもメニューを受け取り迫真麺創りへと入っていく...
「オルァ！！」
開いた瞬間何かは店主の拳に掴まれ、某超戦闘民族の要領で掴み上げられる
「カスが...普通に考えて調理器具から出汁が取れるわけねぇだろ、なめてんのかお前」
「でもああやれって」
「うるせぇどうせまた変なメニュー掴ませに来たんだろ、とりあえずメニューだけよこしてさっさと死ねや」
「辛辣」
何かはメニューを投げ、カウンターに入った後店主によるカウンターアタックにより吹っ飛ばされていった
「ハァー(クソデカため息)ま、話題性があればまた客も寄るだろ、何々...ラーメンを愛するのは子供、子供が喜ぶような食材を使うこと、その食材とは...」
...
玄武の方でも...
「最近はさぁさっぱり系とかそういうの、なんつーか女性向け？流行りじゃないっすか」
「へぇ...まぁ確かに女性の客も度々来ることもありやすが」
「だからそういうニーズに答えんの、甘いものだよ甘いもの」
「うちにはもう寒天やら柚子アイスがあるんだが？」
「バカかお前？俺はデザートを作れって言ってんじゃねぇ、甘いラーメンを作れってんだよ」
「甘党ラーメンですかいな！？」
「塩があるんなら作れねぇはずはないゾ？」
「さ、さすがにそいつは難しいんでは...」
「ゾウガメ、やってみる価値はあるかもしれんぞ？ストローだって成功したんだ、なるようになれだ」
「親父さんがそう言うんならあっしも全力を尽くしますが...」
「おうおう、しっかりやれよバカとも...ゾウガメもなぁ！」
「ひぃひぃ、今回は大変で働き甲斐があることで...ん？」
『ゾウガメ...？』
...
「よし、そろそろミッションだ」
ロストメイドウィンがパソコンを操作し、新たなミッションの幕が開く！
ラーメンエリアのハンターが再びショーケースに覆われ、更に正面にクイズのような大きなパネルと巨大なスイッチ、電線、超巨大なボール二つなどが次々と転送されていく！