完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

メイドウィン逃走中SP『END』
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 96ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 メイドウィン逃走中 逃走中 ラーメン 独自能力有 多重クロス 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~

*54*

逃走者の元にゲームマスターからミッションのメールが送られる

【すまんな今度もアップデートミッションなんだ、言っとくがこっちもお金無いから賞金増量ミッションなんかない、つーか今回の逃走中技術で全財産の2割吹き飛んでる】

【まぁ今回はありったけのラーメン食えるしこれクリアすれば追加報酬得られるからそれで見逃せ】

【それでミッションだが、また二人アップデートの準備をする...このメールを書いてる時点で67分だからアップデート終了はは57分に設定する(横暴)】

【今回エリアには二つのボールを設置した、そいつを転がしてパネルまで運べばいい】

【しかしパネルのすぐ側にはクイズAB式クイズがあり正解のパネルに入れればアップデートが止められるが、間違った解答の方に入ると逆に活性化し三秒で解き放たれる、無論クイズも正解してほしくないので簡単なようで難しい問題だらけだ】

【まぁ頑張れ】

これを見た逃走者は心の中で「いくらなんでもムチャクチャだろ...」と考えていた

灰龍は...

「しょうがねぇなぁ?(悟空)」

彩都は...

「今それどころじゃないんですよ、それに今自首る最中ですし」

「白葱担々麺おまち」

「白なのに...赤い」

「唐辛子で色付けしてある」

「何故色付け!?」
...

そしてMiruraと桜木はミッションに使われるであろう球体を既に見つけていた...が

「これ...だよね、これでいいんだよね?」

「うん、これかな...これしかないよ、うん」


「「でかくね?」」

玉は道の大部分を防ぐほどの大きさで、後ろ側が全く見えない状態となっていた

「えっこれ転がすの?普通は大玉転がしぐらいの奴とかそういうサイズじゃないの?」

「お、重い...けどなんとか転がる...!!!」

「これ後ろに誰か居たらどうしよう...というか」

「クイズってどこにあるのぉ!?」

...
「このミッションの肝は場所を教えないこと、そして前が見えないことにある、緊迫感あるだろ?」

「まぁ、ここの全体マップはシンプルだしどうにかなるだろ、材質も柔らかいもの使ったから巻き込まれても怪我しないし」

「さて、俺はクイズの内容でも考えておくか」

ロストメイドウィンは椅子に持たれながら文字とプログラムを並べていく...

「ん?また新メニューのお知らせか、またクーポンを作っておかないとな」

53 < 54 > 55