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メイドウィン逃走中SP『END』
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 96ページ)
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「あー、いいなぁオムレツライス!」

「え、アナンタさんオムレツライス欲しいんですか普通復活の方を」

「なんだかラーメン飽きちゃったんだよね...そろそろご飯系が食べたくなってきた」

「これだから食べることを目的とする人は」

「次、彩月さんやる?」

「私最後でいい、プログラムで100%正解できるし」

(ウゼェ)

「あ、私やります!」

「私も私も!!」

次に手を上げたのはMiruraと桜木霊歌、意気揚々と気ラーメンを取り出しスープをすする...

「ぶほぁ!!」

そして吹き出すような音が響く、料理で吹くときといったら凄まじい味の時のみ...つまり成功の味である、思わず出したのは...

「げ、げほっ...や、やったよ!うっ」

桜木の方だった...Miruraはスープを少し飲んだ後器を起き、慌てて桜木の腰を叩く

「これで後一人か...」

「次は私!」

Miruraが桜木を背負い歩く最中アナンタが飛び出しラーメンをイッキ飲みする

「うーん...食べ慣れてる味だ、普通のラーメンかぁ」

「つ、次は私やります!」

と、美奏良が飛び出しラーメンをすする

「...美味しい!こんな出汁は初めてかもしれない!」

「プレミアムは美奏良氏のものかぁ...ということは当たりと外れのみになった!」

「フハハハハハ!!コレデオレサマノカチダナ!!」

「もらったああああああ!!」

美奏良が器を置いてすぐのことだった、ずっと下を向いてゲームをやっていた彩月が突然走り出しまだ手の付けていないラーメンを掴み、そのまま飲み干し...

「ぶっふぅ!!!」

そのまま吹いた

「彩月さん...貴方...」

「こ、これで私が...復活...うっ」

「なんというか...大人げないなこいつ」

「小学生だし...大人じゃないし...」

「まあいいさ、そろそろダストヒューマンを起こしてやるぞ」

exeは大きく右足を上げ、かかと落としを顔面に炸裂させる...亡霊なのですり抜けるが、地面が大きく砕けその音で起き上がる

「おいたくっちスノー、お前のボディーガードにもう少しまともな起こし方を教えてやれ」

「そんなことよりオムレツライスとやらを頂こうか、俺と美奏良が手に入れた」

「そうか、ちょっと待ってろ...おい黒影」

「お、どうした?」

「お前が作るんだ、一応時空ナンバーワンの料理人だろう?」

「そういやそうだったわ後でレシピ見せろよ」

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