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メイドウィン逃走中SP『END』
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 96ページ)
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「あの危険物は私の用意した氷が無ければ間違いなく客が怪我をしていた」

「その次にこれ...レシピはその男が?」

「ええ、味に関しては店主やあっしが微調整しやしたが...」

「それにしたって甘すぎる!!」

「だそうだ...このラーメンは砂糖菓子で殆どの具を補っているが、この量この甘さでは健康に悪い、一体どこの素人が考えたんだ?」

「その男は名前は名乗らなかった、だけども...怪しい点が1つ」

「何か?」

「そいつはあっしを『ゾウガメ』と呼びやした、このアダ名...たくっちスノー様と親しい者と店主にしか知らせていないし、奴が居るとき店主は呼ばなかったんで」

「...お前を知る人物か、覚えておこう」

「ふう...このラーメンはどうすればいい?」

「食えないなら置いといて構いやせんよ」

「そうさせてもらう...うわっ、タイマーがもうギリギリじゃないか!」

「私も時間が出来たらまた食べに寄る、さらばだ」

道明寺とマックタウロスはラーメン屋から出て、玄風は静かに残したラーメンを捨て、器を洗う...

「おお怖い怖い...不吉な予感がしやがりやす...何も起きなきゃええんやが...」

...

店を抜けたマックタウロス達にメールが入る...ゲームマスターから復活ミッションの知らせだ

【復活ミッションで逃走者二人復活、復活したのは桜木霊歌と桜井彩月】

「復活か...確か、彩月は10秒のラグがある独自能力を持っていたな、ここで使われたら面倒だ」

「そうか、ならば止めるしかあるまい」

「どうやって?」

「今こそ私の独自能力を使うとき...このゲームに公正なる秩序を!」

マックタウロスが大きな旗を掲げると白い魔方陣が浮かび上がる

「力よ、大いなる代償を抱え消失するがいい!」

【???】
『マックタウロス』の独自能力
指定した人物の全ステータスランクを3つ上げ、独自能力を封印する

「これでよし...私はここで失礼する」

「どこに行くんだ?」

「私は先程の事をたくっちスノー様に報告しなくてはならない...もしかするとだが、【奴】が関わっている可能性があるのでな」

「奴?」

「気にするなとは言えないな、マガイモノあるところにたくっちスノー有り、たくっちスノー有るところに事件在り...だ」

そう告げてタウロスはワープしていく

「...今さりげなくスゴいことしなかったか!?」

『おまけ』
マックタウロスのレシピ
【fateのジャンヌ・ダルク+タイガーマスク+ヨロイムシ】

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