完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

メイドウィン逃走中SP『END』
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 96ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 メイドウィン逃走中 逃走中 ラーメン 独自能力有 多重クロス 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~

*72*

47:52

新エリアに突入していないのはマックタウロス、切札ジョー、怪盗マスカレード、そして彩月のみ。

四人は門に集まろうとしていた...が、門の回りには先程道明寺が放ったブザートラップによってハンターが集まっており近くを監視していた

「これじゃあ近付けないよ...」

「どうしよう、プログラムはもう使えないし」

「どうしたものか...」

「囮が必要でしたら私がなりますよ」

「「えっ?」」

マスカレードは手を挙げ、ハンターの元へと乗り込む準備をする

「いいのか?マスカレード」

「あの数では誰かが犠牲にならないといけませんからね」

「そんなのダメだよ!」

「心配せずとも私は怪盗...あのような追跡者を出し抜く極意は身に付けております...というよりは、既に勝利しています」

「す、既にって...」

「タウロスはともかく、貴方達二人はスピード出せますか?」

「あ、うん...いつも逃げてるときみたいにシルバーを出せばなんとか...」

【ハイヨーシルバー】
『切札ジョー』の独自能力、自らが作った生物『ジョーカーズ』の愛馬「バレット・ザ・シルバー」に乗り込み一気に駆け抜ける
しかし子供なので曲がろうとすると振り落とされる

「ここから真っ直ぐだし振り落とされることも無いし、俺と彩月ちゃんくらいなら乗れる...と思うでもタウロスさんは...」

「私は問題ない」

「えっ?」

「時間がない...早くやりましょう」バッ!!

マスカレードは高台から飛び降り、ジョーはポケットからカードを取り出し『バレット・ザ・シルバー』を召喚し、彩月と共に乗り込む

「さぁ、他の逃走者と違い私は本業ですよ!捕まえてご覧なさい!」

ハンター5人は直ぐ様マスカレードを捕捉し、駆け出す!

「ハンターの視線がマスカレードに集中した!」

「今だ!」

ジョーはシルバーを走らせ、一気に門へと突っ込み...その後ろをタウロスが突っ切った、ハンターが気付く頃には遅く門は大きく開き侵入していった...

「マスカレードさーん!!」

ただ一人残ったマスカレードはハンターに囲まれる


「あの子達が無事に進行出来て何よりです...いえ、私もでしたか」

「言いましたよね?私は既に勝利しています...独自能力発動!」

ハンターがマスカレードに触れたとき、彼の体は風船のように萎んでいった

怪盗マスカレード 確保?残り10人

切札ジョー 桜井彩月 マックタウロス ミッションクリア

71 < 72 > 73