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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 96ページ)
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47:52
新エリアに突入していないのはマックタウロス、切札ジョー、怪盗マスカレード、そして彩月のみ。
四人は門に集まろうとしていた...が、門の回りには先程道明寺が放ったブザートラップによってハンターが集まっており近くを監視していた
「これじゃあ近付けないよ...」
「どうしよう、プログラムはもう使えないし」
「どうしたものか...」
「囮が必要でしたら私がなりますよ」
「「えっ?」」
マスカレードは手を挙げ、ハンターの元へと乗り込む準備をする
「いいのか?マスカレード」
「あの数では誰かが犠牲にならないといけませんからね」
「そんなのダメだよ!」
「心配せずとも私は怪盗...あのような追跡者を出し抜く極意は身に付けております...というよりは、既に勝利しています」
「す、既にって...」
「タウロスはともかく、貴方達二人はスピード出せますか?」
「あ、うん...いつも逃げてるときみたいにシルバーを出せばなんとか...」
【ハイヨーシルバー】
『切札ジョー』の独自能力、自らが作った生物『ジョーカーズ』の愛馬「バレット・ザ・シルバー」に乗り込み一気に駆け抜ける
しかし子供なので曲がろうとすると振り落とされる
「ここから真っ直ぐだし振り落とされることも無いし、俺と彩月ちゃんくらいなら乗れる...と思うでもタウロスさんは...」
「私は問題ない」
「えっ?」
「時間がない...早くやりましょう」バッ!!
マスカレードは高台から飛び降り、ジョーはポケットからカードを取り出し『バレット・ザ・シルバー』を召喚し、彩月と共に乗り込む
「さぁ、他の逃走者と違い私は本業ですよ!捕まえてご覧なさい!」
ハンター5人は直ぐ様マスカレードを捕捉し、駆け出す!
「ハンターの視線がマスカレードに集中した!」
「今だ!」
ジョーはシルバーを走らせ、一気に門へと突っ込み...その後ろをタウロスが突っ切った、ハンターが気付く頃には遅く門は大きく開き侵入していった...
「マスカレードさーん!!」
ただ一人残ったマスカレードはハンターに囲まれる
「あの子達が無事に進行出来て何よりです...いえ、私もでしたか」
「言いましたよね?私は既に勝利しています...独自能力発動!」
ハンターがマスカレードに触れたとき、彼の体は風船のように萎んでいった
怪盗マスカレード 確保?残り10人
切札ジョー 桜井彩月 マックタウロス ミッションクリア