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D-7 〜異常者達と十の魔王〜 (完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 92ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 多重クロス 大長編 ネガイモノ オリキャラ ファンタジー 
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*19*

【星金プロローグ】

ここはどこにも気づかれない、我々の知らないとある世界

そこのとあるマンガ、【キラキラコミック】編集部から物語は始まる

編集長
「おいコラ星金ーーーッ!!」

編集長
「テメェこのクソ展開なんじゃおんどれぁーーっ!!」ドゴーーッ!!

星金
「ぬわーっ!!」

星金と呼ばれた男は偉い人に原稿でビンタされ、尻もちを着く


編集長
「え?なにこれ、先週の【ジェムルボール7つ集めて新武器】っていうクソな流れから」

編集長
「何ニセモノがあってそれ使うと死にますみたいなクソみたいな引き伸ばし設定作ってんだよ!!」

編集長
「引き伸ばしの主導権を漫画家に握らせてんじゃねぇよおめェ!!」

星金
「で、ですけど!来週はここから真打のダイヤゴを倒す為の必殺技を………」

編集長
「ジェムルボールどうした!!?そんな即必殺技作れるならドレムンボールのパクリなんかするんじゃねェ!」

編集長
「あーもう頭きた!!」ベシッ

編集長は3と書かれた紙を星金に叩きつける

星金
「こ、これは?」

編集長
「3話だ、3話くれてやる…………」


編集長
「あと3話で【魔宝戦士ガーネット】を………完結させろォ!!」

星金
「ええええええええええ!!!?3話でですか!?」

編集長
「3話もありゃあ何かしら大ボス倒せるし伏線もある程度回収出来るだろ!!」

星金
「え、でも主人公の叔父が特別だったり、ライバルの因縁だったり、ラスボスが父疑惑だったり、主人公が古代宝石魔術師の末裔だったり、ヒロインが前世の主人公の恋人だったり、今戦ってるオバルを倒すには伝説の必殺技が必要でその為にジェムルボールを」

編集長
「前言撤回だわ伏線多すぎるだろコレ8話だぞ!?」

編集長
「伏線多けりゃいいわけじゃねぇんだマンガをゴミ屋敷にするな!!」

編集長
「もういいわ!さっさと次の話描きに行け!」

……

星金
「はぁ、なんでこんなことに………」


「あの星金先生が11話で打ち切りとはな………」

「前作は面白かったんだが、あの漫画は本当につまらないからな………」

「調子に乗りすぎたんだろうね………」

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