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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 92ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 多重クロス 大長編 ネガイモノ オリキャラ ファンタジー
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*46*
ドレッドとリグリーはリオレイアの素材を袋に詰めて村に帰る
ドレッド
「クバ!とれた とれた!!」
リグリー
「これで新しいレイアの武器が作れるぜ!!」
ドレッド
「ゲマ!そうか!!」
ドレッド
「これで あいつたおせるな!!」
リグリー
「‥‥‥‥‥いや、まだ足りないね」
リグリー
「もっと武器が必要だ」
ドレッド
「ビビ!そっか みちはとおいな!!」
リグリー
「ああ、その時はまたよろしく」
ドレッド
「ギャババ!」
「あの、ちょっといいですか?」
リグリーとドレッドの席に、誰か座ってくる
緑の軽装で、真面目そうな女性だ
ドレッド
「ベゴ!しんじんさんか!?」
リグリー
「見た目からしてハンターじゃあないでしょ、どっかの村の受付嬢さん?」
「記者です、週間コールドの」
ドレッド
「ビバ?なんだそりゃ?」
リグリー
「あーお前、新聞とか雑誌読めないもんな、なんか俺たちハンターの事を特集する雑誌だよ」
リグリー
「お目当ては?」
記者
「当然、【不死身のドレッド】の特集です」
記者
「どんなモンスターの攻撃にも耐える、歴戦のハンタードレッドの秘密を探ろうかと」
リグリー
「お前の秘密だってさ、怖いねぇ」
ドレッド
「ヒヒハ!おかみ、びーるもっとくれ!!」
リグリー
「俺はレウスウィスキーで頼む、水割りしてくれー 記者さんは?」
記者
「水で結構です」
‥‥‥‥
ドレッド
「ぎゃばばばばばばば!!!」ゴクゴクゴク
記者
「‥‥‥‥では、ドレッドさんは生まれつき体が硬いだけと?」
リグリー
「そ、ガキの頃からめっちゃ丈夫だった、それだけですよ」
リグリー
「妙にタフだから不死身と勘違いするだけ、アイツだってくたばる時はくたばるっすよ」
記者
「とてもにわかには信じられない話ですが」
リグリー
「ま、雑誌に載せるにはつまらないネタだろう」
記者
「‥‥‥‥いいえ、何か秘密がありますね?」
リグリー
「根拠は?」
記者
「ドレッドさんが飲んでいるビールです」
ドレッド
「ぶばーーーーー!!」ゴクゴクゴク
記者はドレッドがコップで一気飲みしたビールに目を向ける
記者
「あれだけ豪快に飲んでいたはずなのに‥‥‥‥」
記者
「コップの中の酒は一滴も減っていない。」