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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 92ページ)
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*47*
ドレッド
「うま」プハー
リグリー
「不思議だろ?」
記者
「不思議というよりは、奇妙ですよ‥‥‥‥人間業では有り得ない」
記者
「ちゃんと飲んでるんですか?」
リグリー
「しっかり飲んでるよ、ビールにもタネはない」
リグリー
「でもまァ‥‥‥ろくなものじゃないけどな」
リグリー
「そいつを調べてどうしようってんだ?」
記者
「記者に『書き記す』以外の選択肢はないのよ、発展に繋がるものがあるならより多くの人間に使われるべきだと思うのよ」
リグリー
「多くの人間に、ねぇ‥‥‥‥?」
リグリー
「皆がドレッドみたいになる奇跡が起きれば、バケモノと俺たちの上位関係は大きく変わるだろうねぇ」
記者
「だったら‥‥‥‥」
リグリー
「記者さん?奇跡ってのは確実じゃないから奇跡なんだぜ」
リグリー
「ドレッドの事は教えてやるから、ついてきな」
記者
「‥‥‥‥‥」
ドレッド
「ガバ!どこいく?」
リグリー
「墓参り、お前も行くか?」
ドレッド
「‥‥‥‥‥‥」
ドレッド
「いや、いい」
‥‥‥‥‥‥
リグリーは記者を引っ張り、焼き跡となった村に連れて行った
リグリー
「俺とドレッドがまだガキの頃の話だ」
リグリー
「俺の村にめちゃくちゃデカい飛竜が現れ、稲妻を放ち村を焼き付くした」
記者
「稲妻の飛竜‥‥‥【電龍】ライゼクスのこと?」
リグリー
「俺も名前を知ったのはハンターになってからだけどな」
リグリー
「間一髪でハンターが助けてくれたおかげで俺たちは助かったが、友人家族は皆死んだ」
記者
「‥‥‥‥‥予想ですが、それを元に貴方達はハンターになったと」
リグリー
「まあな、俺たちを襲ったライゼクスは助けてくれたハンターでさえも退かせる程の強敵だった」
リグリー
「だから俺たちは強くなって、あのライゼクスをぶちのめすって約束したんだ」
リグリー
「オレはひとまずライゼクスを1番倒せるような武器の用意だった、ドレッドは馬鹿だから単純に強くなろうとして‥‥‥‥‥」
リグリー
「馬鹿だから、重大性にも気付かずアレに手を出してしまった」
記者
「‥‥‥‥‥アレ?」
リグリー
「【コードフリーク】って知ってるか?」
記者
「!!!」