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D-7 〜異常者達と十の魔王〜 (完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 92ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 多重クロス 大長編 ネガイモノ オリキャラ ファンタジー 
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【たくっちスノープロローグ】

ある日、たくっちスノーは【時空サイエンスセクレタリー】というイベントに招待される


たくっちスノー
「時空サイエンス‥‥‥って、確か、イカれた科学者の天下一武道会だっけ」

たくっちスノー
「時空犯罪者だった頃の認識しかないな‥‥‥ブラックホール永久機関とか500000倍プラズマキャノンとかハイセンスなガラクタばかりなような‥‥‥」


たくっちスノー
「まぁ、招待された以上局長代理としての責任を果たさないとな‥‥‥行ってきます」


たくっちスノーは簡単な用意をして時空の渦を作る‥‥‥‥‥


‥‥‥‥‥

会場についたたくっちスノーはパスを作って中に入っていく

中にはよく分からないが偉い感じの人が待っており、たくっちスノーと一緒に歩き始める


たくっちスノー
「あの、今回は招待していただきありがとうございます」

たくっちスノー
「たくっちスノーなんか誘っていいんですか?」

「ええ、誰であれ局長は局長なので」

たくっちスノー
「はぁ‥‥‥‥それで、今回のセクレタリーではどのような出し物を?」

「今回も凄いですよ?」


「こちらに見えるのが時空ゴキブリを1000%死滅させるザイアホイホイ」

「あちらに見えるのがバイオテクノロジーによる全自動卵製造機です」


たくっちスノー
(やっぱりクッソしょうもねーーーー!!!)

たくっちスノー
(せっかくの技術を何に使ってんだここの科学者!?)



たくっちスノー
「‥‥‥は、ははは、中々斬新な装置ばかりですね」

「局長代理さんはどのような研究を?」

たくっちスノー
「え?あの人も何かしらの研究を?」

「ええ、結局詳細を明かすことなく他界してしまいましたが‥‥‥」

たくっちスノー
「‥‥‥僕はですね、マガイモノの技術を良き方向に使えたらな、と思っています」

たくっちスノー
「たとえば、僕らの再生する体を元に薬を作ったり‥‥‥」

たくっちスノー
「そういった何かしらのことが得意な12人のマガイモノを作る、それが僕の夢です」

「‥‥‥‥‥‥」

たくっちスノー
「なんて」

たくっちスノー
「そんなもの、僕が何言ってんだって話ですよ」

たくっちスノー
「変なこと言ってごめんなさいね」

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