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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 92ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 多重クロス 大長編 ネガイモノ オリキャラ ファンタジー
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*55*
たくっちスノー
「‥‥‥‥‥‥あっ、あれはなんですか?」
たくっちスノーはセクレタリーの真ん中、巨大なタマゴのような装置を見る
「ああ、あれはDMですよ」
たくっちスノー
「DM?ダイレクトメールですか?」
「違う違う、ドリームメイク」
「これはね‥‥人々の思いや願望を読み取って、実現させてくれる装置なんだ」
たくっちスノー
「え?」
たくっちスノー
「そ、それって所謂どんな願いでも叶うっていうドラゴンでボールな!!?」
「アレと違って叶えられない願いはない、という」
たくっちスノー
「す、すげぇ!!それもうスーパーでドラゴンなやつじゃん!!」
たくっちスノー
(な、なんだよ!!マトモな奴もあるじゃないか!)
たくっちスノー
(これさえあれば、全時空が平和な世界を)
たくっちスノー
「って、どうやって願いを叶えるんですか?」
「脳波を読み取り、人々が考えている願いをインプットして形にする‥‥‥‥だそうだ」
たくっちスノー
「一体誰がこんな凄いものを‥‥‥‥」
【プルルルルル!!!】
たくっちスノー
「あ、ちょっと失礼」
たくっちスノー
「もしもし?僕だけど」
かなちゃん
【私ですたくっちスノー、松山組長がまた勝手に始末書係に告げ口したんですよ!】
かなちゃん
【松山は私がなんとかしますので、死神を黙らせてください】
たくっちスノー
「分かりました!」ピッ
たくっちスノーは即座に【死神】の電話番号を打ち込む
たくっちスノー
「コラ〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!」
たくっちスノー
「お前また始末書関係者を殺そうとしただろ!!!」
たくっちスノー
「また松山が勝手にお前に指示したな!?アレに関してはかなちゃん様が抑えたから、すぐに戻ってこーい!!」
たくっちスノー
「たとえ牙組組長の松山が許しても局長代理の自分は絶対許さんからな!!始末書整理に戻って!!」
たくっちスノー
「‥‥‥ふぅ、全く」
たくっちスノー
「父さんもすごい部下たちを引き入れてたものだ、僕‥‥‥頑張れるかな」
たくっちスノー
「ドリームメイク、か」
「お気になった?」
たくっちスノー
「ん?」
たくっちスノー
「‥‥‥‥‥!?」