完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

D-7 〜異常者達と十の魔王〜 (完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 92ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 多重クロス 大長編 ネガイモノ オリキャラ ファンタジー 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~

*68*

…………

たくっちスノー
【サブクエストか、なるほど】

ネコタロウ
「意外だニャ、こういうのを引き受けるなんて」

ネコタロウ
「サブクエとか無視する派かと思ってて悪かったニャ、わりと勇者っぽいことするんだニャ〜」

ヒルデ
「え?別に村が困ってるから引き受けたわけじゃありませんけど?」

ネコタロウ
「は?」


ヒルデ
「バーロインステーキですよ!」

ルイージ
「バーロインステーキ?」

ミシャ
「バロンウルフの肉から作れる料理よ、市場でも中々出回らなくて専ら貴族が食べるような肉なの」

ユージン
「そういえばヒルデの好物だったな」

シャミ子
「シスターなのにそんな高級なお肉を!?」

ヒルデ
「教会に定期的に振り込まれる税金でよく食べてました」

星金
「血税をなんてことに!?」

たくっちスノー
【お前よく僧侶になれたな】

ユージン
「懐かしいな、ヒルデに初めて会った時を思い出すな」

ユージン
「アレは確か、貧乏人が飢えを凌ぐため祈っていた所を、ヒルデがバーロインステーキをもしゃもしゃと食いながら横切ったところを………」

シャミ子
「僧侶がやってはいけないことランキング1位に輝く行為 !」


「それは輝いてない、ワースト級の真っ黒だから」

ヒルデ
「バロンウルフは好きにしていいと許可も頂きましたし、根こそぎ倒して晩御飯にしましょう」

ユージン
「よっしゃあ!!バーロインステーキ食い放題だ!!」ジャキ

ドラえもん
「大丈夫かな………」

ドレッド
「ウガ!おおかみがりならまかせろ!!」

リグリー
「その前に採取採取!ドレッド!薬草があるぞ!」

ドレッド
「ヒャハ!おい、きのこもある!!」

リグリー
「ポーチに詰められるだけ詰め込め!」

ドレッド
「ギャハハハ!」

星金
「…………大丈夫なのか、これ」

たくっちスノー
【まあいいや、さっさとそのバロンウルフとやらを倒しに行ってくれ…………】

リグリー
「肉はやるから骨と皮は俺によこせよー」

のび太
「骨や皮をどうするの?」

リグリー
「獣の骨は加工してボウガンのタマに出来るんだ、皮は後で考える」

ドレッド
「かんがえる!!」

67 < 68 > 69