完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

D-7 〜異常者達と十の魔王〜 (完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 92ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 多重クロス 大長編 ネガイモノ オリキャラ ファンタジー 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~

*75*

メタルエイリアン
『……………』

星金
「これ!!間違いなくお前はこの本の『メタルエイリアン』なんだ!!」

ミシャ
「たまたま同じ見た目をした別の生物って可能性はないの?」

星金
「それにしてはそっくりすぎるんだよ!水晶を好む性質も技も!この知能も!」


星金
「ぶっちゃけ意図的にバカっぽくしてたし」


「それギャグ漫画としてどうかと思います」


シェリル
「メタルエイリアン………エイリアンって言ってたのね………」

星金
「君はいつ、こいつと会ったんだ?」


シェリル
「つい最近よ………」


たくっちスノー
【つい最近って………こんな所で何を?例の怪物の噂もあるし、女の子がひとりじゃ危ないだろ?】



シェリル
「………………」

たくっちスノー
【なー?村に帰ろうぜ、住所どこ?】

シェリル
「私は人間が嫌いなの、だから帰ったりなんてしないわ」

たくっちスノー
【そっか、人間嫌いか………ま、そういうもんだよな】

シェリル
「そう、貴方達もどうせ水晶が目当てでしょう?さっさと帰ったら?」

たくっちスノー
【あーいいよ、ネコタロウ解析したいから持ってきて】


ネコタロウ
「おーこりゃ綺麗な結晶だニャー」


結晶の隙間から女性………シェリルがネコタロウを覗く

シェリル
「その耳………貴方、人間じゃないの!?」


ネコタロウ
「この世界じゃ珍しいだけでオレの世界じゃこの見た目が人間みたいなもんだニャ」

たくっちスノー
【ちなみに自分はマジモンの人間じゃない存在】

【死神】
「…………俺は正真正銘怪物だ」

ホロ美
「私は貴方みたいなのを沢山育ててきたのよ、エヘン!」


シェリル
「なんなの………?貴方達なんなの?今までのとは違う」

ユージン
(おい、ほっといていいのか?)

ルイージ
(任せてみようよ)


たくっちスノー
【自分達は時空監理局!どんな事情があるかは知らんが人間が嫌いで、だからそのメタルエイリアン君と仲良くしてるんだろう?】

たくっちスノー
【…………けどよ、家族の元に帰るべきじゃ?】

シェリル
「家族なんて」



「ビッグッグッグ!!」

全員
「!?」


ユージン
「誰だ!?」


「お前が魔王様を倒さんとしている勇者、ユージンとその一行だな!?」

ビッグ
「俺様は魔王ブレイ様の忠実な僕、ビッグ団長!」

74 < 75 > 76