完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

D-7 〜異常者達と十の魔王〜 (完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 92ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 多重クロス 大長編 ネガイモノ オリキャラ ファンタジー 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~

*76*

ビッグ
「ビッグッグ!魔結晶の怪物を狙ってきたら勇者に会うとは!こいつを倒せば出世間違いない!」

ユージン
「ついてんのはこっちの方だ、テメーのおかげで魔王ブレイが近くにいることが分かったからな………」

ビッグ
「無駄だ!お前はブレイ様に会うことなく死ぬのだ!そこの怪物とな!」


のび太
「怪物!?まさかメタルエイリアンが………」


ビッグが指さした先は…………メタルエイリアンではなく、水晶の先………


ホロ美
「…………まさかシェリルが!?」


ビッグ
「【鑑定】!」

ビッグが指を鳴らすとのび太達の前にステータス画面が現れ…………


ビッグ
「シェリル・パルメルト………ビッグッグ!!やはりな!お前はSレアスキル【結晶生成】の持ち主か!」

ルイージ
「Sレアスキル!?スキルにもランクがあったの!?」

ミシャ
「それもSレアって………スキルが付いて生まれるとしても10万人に一人ぐらいの確率よ!?」


ビッグ将軍
「オマエについては十魔王軍情報が挙がっている!存在が不明瞭であるSレアスキルによってオマエは親に捨てられ、人間どもに迫害された!」

ビッグ将軍
「だがお前には 家族代わりが居た………同じくSレアスキルを持っていた【ブレラ・パルメルト】だ!!」

ビッグ将軍
「が、そのブレラもお前を拾ったことを恐れた人間に殺された………ブヒヒ……ブレラが生きていれば勇者スキル持ちのこいつ並みに面倒だったものが………」

のび太
「そんな事が………」

ネコタロウ
(だからこいつは…………森に出て、このメタルエイリアンと暮らしていたんだな)

ネコタロウ
(そいつなら、信じられると思って)


ビッグ
「魔王軍に来い!!そのSレアスキルは魔王軍の為に使ってこそ意味がある!!」

ユージン
「ふざけんな!!結晶は全部俺のものだ!!」



シェリル
(ああ、そうだ)


シェリル
(この間景色が崩れてから、迫害する人間がいなくなったかと思えば)

シェリル
(今度は結晶目当て乗り込んでくる人間が増えた)



シェリル
(人間なんて…………)



たくっちスノー
【いんや?違うね】




たくっちスノー
【この子は勇者にも魔王にもあげないもーんだ】


ユージン
「はあ!?」

ビッグ
「ブヒ!?」

75 < 76 > 77