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D-7 〜異常者達と十の魔王〜 (完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 92ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 多重クロス 大長編 ネガイモノ オリキャラ ファンタジー 
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*79*

ドラえもん
「タイムカプセルレーダー」テッテテー

ドラえもん
「元々は特定の形の埋まってるものを掘り当てる装置だけど、類似品を見つけるのにも役立ってるんだ」

ドラえもん
「同じものを検索!」

ドラえもんは装置に玉を入れると、レーダーに反応が出る

ドラえもん
「ゲッ!?この街だけでも446件ヒット!?」

ホロ美
「多っ」

ドラえもん
「多分似たような物かもしれないけど」


リグリー
「あったわ」

ドラえもん
「どういうことなの!?」


…………

リグリー
「もしやと思ってテキトーに掘ったら出てきた」

そう言いながらリグリーは穴を指さす

掘り出された玉は先程と違い虹色に輝いていた

ユージン
「こいつに願い事をいえば叶うんだな!?」

ヒルデ
「でしたら私が…………」

ミシャ
「まだそうって決まったわけじゃないでしょ」


「シャミ子はお願いごととかある?」

シャミ子
「あ、それでしたらごせんぞを探したいです」

ルイージ
「御先祖?」


「シャミ子の先祖さま、つまり闇の魔族の一員ね」

その瞬間玉は虹色の光を放ち………色を失って輝かなくなった


ホロ美
「色が変わった………?」

シャミ子
「これで私の願いが叶ったのでしょうか?」

シャミコー シャミコヤー
石が光った直後シャミ子達が歩道を馬車が通り過ぎていく

ルイージ
「なんか聴こえない?」

ドラえもん
「あの荷車からだ!」

ユージン
「おいオッサンその荷車見せろ」

「え!?アンティーク品しかないけど………」

「シャミ子〜、シャミ子や〜」

シャミ子
「ごせんぞーーー!!?」


…………


ごせんぞ
【ああ助かった、空が割れて吸い込まれてからアンティーク店を転々としてな】

ごせんぞ
【このまま売れ残るかと思った………】

星金
「これに闇の魔族が封印されてるの?」

【死神】
「どうだホロ美」

ホロ美
「シャミ子と同じものを感じるから間違いないと思う」


ごせんぞ
【シャミ子が世話になっていたようだな、改めて我が名はリリス、闇の一族の始祖たる………】


たくっちスノー
【あっ】


ごせんぞ
【なーー!!?ななな、たくっちスノー!?】

ごせんぞ
【いつの間にー!?】

たくっちスノー
【ごめん、結構前から】


「あ、そういえばA級時空犯罪者とか言ってたっけ」

シャミ子
「すぐそばに居たのにド忘れてました」

ごせんぞ
【何が目的だ!?まさかお前また世界作り替えたのか!?】

たくっちスノー
【…………まー自分のせいではあるけど、仕事してんだよ自分は、てかひでーなリリスは、開幕疑うかよ】

たくっちスノー
【今の自分は時空監理局の………】


ごせんぞ
【………局長だと!?馬鹿を言うな!やつはどうした!】

たくっちスノー
【……………死んだよ】

ごせんぞ
【尚更有り得んわ!お前は1度もやつに勝てたことがない!それに何よりカー……黒影が死ぬことなど絶対…………】


たくっちスノー
【……………そう、絶対、だよな…………自分もそんなものだと思ってたし、貴方が思うほどあの人が素晴らしい存在だと思っていた】


ごせんぞ
【………………本気で、言ってるのか、そうか、本当に………死んだのか………】




スターアベネス
「そしてアンタはA級時空犯罪者になった」


たくっちスノー
【!!】

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