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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 92ページ)
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*9*
暫くすると、カラスは野比家の2階へと帰ってくる
のび太
「うわぁ!もう帰ってきた!」
ドラえもん
「おーいカラス、集めてきたノートを見せてよ」
‥‥‥
「この家の中に入っていったニャー‥‥‥ん?」
カラスを追った男は、家の表を見て気付く、ここは‥‥‥「野比」
「まさか、例の少年の家?こんな偶然有り得るかニャ‥‥‥ま、念には念を入れて」
「時空監理局のひみつ道具ー!ニャッニャニャニャー!!」
その男は優雅にインターホンを鳴らし、帽子を被りキメる
ママ
「はい、どなたですかー?」
「どうもどうも奥さん、ワタクシ算数教師の猫山というものでしてニャ」
「ノートの忘れ物を届けに来たわけですニャ」
ママ
「わざわざここまで来ていただいて‥‥‥のびちゃ〜ん、猫山先生がノートを届けに来たわよ〜」
「上がってもいいですかニャ」
ママ
「あ、どうぞ」
‥‥‥
ドラえもん
「ん?ノート届けに来たってさ」
のび太
「猫山先生‥‥‥?ウチの学校にそんな人居たかなぁ‥‥‥?」
ドラえもん
「でも行かないとママに怒られるよ」
のび太
「カラスのこと頼んだよ」
「その必要は無いのニャ」
ギイイ‥‥‥
のび太の部屋の扉がゆっくりと開き‥‥‥
のび太
「!?」
「ん、そのカラス‥‥‥‥やっぱりここに来ていたのかニャ」
ドラえもん
(こ、このただならぬ雰囲気は‥‥‥!!)
のび太
「‥‥‥‥!!」
「‥‥‥‥キミが、例の【野比のび太】 なのかニャ?」
のび太
(僕のことを知ってる!?この妙な雰囲気、この見た目、まさか例の‥‥‥)
のび太
「時空‥‥‥‥犯罪者‥‥‥?」
「‥‥‥‥何故、それを?」
のび太
「‥‥‥や、やっぱり‥‥‥‥!たくっちスノー3の言った通りだ」
のび太
「時空を飛び回って、色んな世界で悪いことする時空犯罪者、僕らの世界にもいるって‥‥‥‥」
「たくっちスノーの事まで知ってるとは、これはこれは‥‥‥‥」
「局長の言ってた通りだニャ」
のび太
「え?」
「おっと、心配することは無いのニャのび太クン」
「オレは時空犯罪者じゃなくて、時空監理局なのニャ」