完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

メイドウィン戦闘中inタッグマッチ(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 68ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON1 戦闘中 メイドウィン逃走中 タッグマッチ 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~

*21*

「今のところ玉はこれ一つだけ……取れるもんなら取ってみやがれ!チェーンジ!!」

【待った!!】

たくっちスノーが右腕を変えようとするが、その瞬間ロズムント像が下りてくる

「な、何さ!?」

【今回、君のどんなキャラクターにでもなれる能力はあまりにも強すぎるから】

「い、いいじゃん本家には敵わないって設定あるし、あれ3分しか持たないんだし!」

【幅広い戦術ってね、罪なんだよ………カードゲームでも1枚でなんでも出来るカードって消されるでしょ?】

「猿ぅ!!」

【そういうわけだから、これ使って】

天井から時空の渦が現れ、デュエルディスクがたくっちスノーの手元に落とされる

「デュエル(リアルファイト)かよ!リボルバー・ドラゴンといい遊戯王推しはなんだよ!」

【デュエルモンスターズもトレザード社からしたら逃走中・戦闘中に負けられないくらいのエンターテインメント・スポーツコンテンツだからね】

【私がデッキを作り黒影が財力で買ってくれた特別なデッキだ、存分に奮え】

「何してんだ親父ーっ!!まあいいや、来い七花!!」

「おい、ボール持てるのか?」

「大丈夫手を増やせばどうってことはない!」

たくっちスノーは背中から黒い液体を飛ばし腕のように変化させる

「七花、好きなだけやりなさい」

「怪我させるのも駄目な以上、難しいかもしれないが……ッ!!」

七花は膝を付いて踏み込み、一気に加速したくっちスノーに迫る

「この至近距離なら当てられ」

「虚刀流【薔薇】!!」

七花はそのまま飛び蹴りをかまし、姫路城の壁を破壊する

「やべっ!!このまま落ちたら失格になっちまう!!」
城の外に放り出されたたくっちスノーは生やしていた三本目の腕を伸ばして男を掴み、チェイテ城の窓を破壊し侵入して行った

七花は壊した穴からたくっちスノーを確認する
「手応えはあったんだけどな」

「一時的に排除は出来たわ、七花」

「よし、じゃあさっさと他の奴らも片付けちまうか」

七花は七実を肩車して姫路城から降りていく……

96:24

スターダスト・ハンドレッドはピラミッドエリアでバトルボールを回収していた

「やりあうならやっぱピラミッドやろ」

「なんでだ?」

「ほれ見てな」

ピッフィーが壁に向けて回し蹴りを放つと、鋼鉄がぶつかるような綺麗な音が響く

「これ黄金製の壁や、喧嘩するにも吹っ飛ばなくて最適やで」

「それはどうも」

「おっ、来おったで」

20 < 21 > 22