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メイドウィン戦闘中inタッグマッチ(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 68ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON1 戦闘中 メイドウィン逃走中 タッグマッチ 
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*26*

「行くぞぉぉぉぉ!!」

「虚刀流【桜】……!!」

互いに詰め寄ろうとするが、一気に加速しようとしたためにバランスを崩しそうになってしまう

「うおっ、ちょっ、頑張れルイージ!」

「ちょっ、無理……いきなり動かないで落とす」

「うおっ!?大丈夫か姉ちゃん!?」

「ええ、少し気持ち悪いけどろろろろ」

「吐くなよ!」

「あーもうめちゃくちゃだよ!兄さんほらコレ!」

ルイージはポケットからハンマーを取り出してマリオに手渡す

「そうそうこれがなくちゃ!」

「七花、別に倒してしまっても構わないのでしょう?」

「急に何言い出すんだよ」

「七花、貴方はただ私の足になってればいいの、攻撃は私が全部やってあげるから」

「何やってんだあの姉……まあいいや、いくぞルイージ、トルネードブロス!!」

「オーケー!」

マリオとルイージはハンマーを軸にして回転し、そのまま2人に突っ込んでいく

「来た!」

「…………」

七実は回転するマリオの姿をずっと眺める………ずっと、ずっと……



「秘技・見稽古」

「え?うわあああああああああああ!!!」

七実は足で七花を挟み上げ、そのまま回転しマリオに迫る
今姫路城では戦闘中かと思ったら騎馬戦かと思ったら人間ベイ○レード大会が始まるという訳の分からない状態になっているわけである

「えっ」

「虚刀流……【百合】」

そのまま七実は七花から足を離し、回し蹴りでマリオを吹き飛ばす
七実の細い足が首筋に当たったマリオは一気に999%まで貯まったが如く高速で吹っ飛んだ、この勢いではたくっちスノーのよう復帰も出来ないだろう

「兄さん!?せめて玉でやられてよ!?」

「はあ……あまり使える技ではないわね」
「オォォォォォエッ!!」

91:34
マリオブラザーズ 脱落
残り14チーム
双葉虚刀剣豪 現在賞金2000万円

「_| ̄|○、;\\\'.・ オェェェェェッ!!姉ちゃん無理!!その技無理!!」

「七花への負担が多すぎるわね……」

……
そしてトレザード社では

「おい奇策士さん、あんたの見込んだ刀が早速やってくれたみたいだ」

「まあそうだろうな、早々にやられるほど七花は脆くないぞ?」

「ぶっちぎった強さの彼らを放置するわけにもいかないようね、メニャーニャはイベントの通達を、とがめは契約指令を、ダストヒューマンは武器屋開店の準備を始めなさい、これよりブラウンクロウを起動します」

「はい!」

「任せろ!」

「全く……」

それぞれの担当が結集し、新たな指令が送られる!

その姿をロズムントは生優しく見守る

【よし、皆は上手くやれているようだ……】

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