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メイドウィン戦闘中inタッグマッチ(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 68ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON1 戦闘中 メイドウィン逃走中 タッグマッチ 
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*57*

「………七夜、勝てそうか?」

「無理だな、俺達ATMも使ったしダメな時は潔くやられようぜ」

「簡単には死なさんぞ………」

「のらりくらりと交わし続けたら俺らが生き残っちまうなんてなー、まあ他のチームルール忘れて暴れすぎってことだなー、俺的にはありなんだけど」

「たくっちスノーさえ残っていればな〜、ワンチャンあったんやけどなー」

「行くぜぇ!!第2ラウンド!!」

海動達は再度飛び上がり、空中ボレーループ戦法を取っていく、上からの攻撃は回避しずらく取りにくい。

「どうやって反撃しよう……単に投げるだけではすぐ取るだろうし」

「あっ、そうだ俺、攻撃させない方法思いついた」

「えっ、何です」

「んー……あ、ワイもええ事思いついたわ、失敗したらすまんな」

「はあ?」

ピッフィーと彩都は弾むボールのすぐ近くまで走り、海動達がボールを投げれば後ろに下がりを繰り返してボールを遠ざける


「………? 」


「あっ!!まさか!」

「ほれほれ!」

「はいよいしょー!」

先程大玉忍や他チームが開けた姫路城に存在する無数の穴、そこにボールを誘導させエリアから引き離す……何とも姑息なやり方だ

「なっ、てめぇら!!」

「玉さえ無くなればこっちのもんや!」

「ライフはこちらで適当に削っておくから」

「ごめん!それはちょっとどうかと思う!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「社長、ボールが皆エリア外に出ている」

【あっ、ホントだ………まぁ、そうなると思って対策はしてある、用意して】

「ああ!」

「え?どうなるんだ?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

全てのボールが外に追いやられた頃、ロズムントからテレパシーが送られる

【……こんなことになるとは思っていたよ、すぐバトルボールを戻そう】

「戻すって、どないな方法でここまで送り返すんねん」

【それはもちろん、カタパルトで】

「え、ちょまっ」

エリア外では、とがめとヘレンがカタパルト装置に玉を詰め込む準備をしていた

「さあお前達、存分に戦え!今飛ばしてやるぞ!」

「ま、待ちーやまだ心の準備が」

「発射ー!!」

「ぬわーーーーっ!!」

「危なっ!!」

2人の飛ばしたボールは鋭く城まで飛んできて、ピッフィーを跳ね飛ばし彩都は間一髪頭を下げて回避する

40:31
スターダスト・ハンドレッド 脱落
ATMにより300万円獲得
残り2チーム

「すまんなー七夜」

「まあいっか金は手に入ったし」

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