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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 68ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON1 戦闘中 メイドウィン逃走中 タッグマッチ
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「………七夜、勝てそうか?」
「無理だな、俺達ATMも使ったしダメな時は潔くやられようぜ」
「簡単には死なさんぞ………」
「のらりくらりと交わし続けたら俺らが生き残っちまうなんてなー、まあ他のチームルール忘れて暴れすぎってことだなー、俺的にはありなんだけど」
「たくっちスノーさえ残っていればな〜、ワンチャンあったんやけどなー」
「行くぜぇ!!第2ラウンド!!」
海動達は再度飛び上がり、空中ボレーループ戦法を取っていく、上からの攻撃は回避しずらく取りにくい。
「どうやって反撃しよう……単に投げるだけではすぐ取るだろうし」
「あっ、そうだ俺、攻撃させない方法思いついた」
「えっ、何です」
「んー……あ、ワイもええ事思いついたわ、失敗したらすまんな」
「はあ?」
ピッフィーと彩都は弾むボールのすぐ近くまで走り、海動達がボールを投げれば後ろに下がりを繰り返してボールを遠ざける
「………? 」
「あっ!!まさか!」
「ほれほれ!」
「はいよいしょー!」
先程大玉忍や他チームが開けた姫路城に存在する無数の穴、そこにボールを誘導させエリアから引き離す……何とも姑息なやり方だ
「なっ、てめぇら!!」
「玉さえ無くなればこっちのもんや!」
「ライフはこちらで適当に削っておくから」
「ごめん!それはちょっとどうかと思う!」
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「社長、ボールが皆エリア外に出ている」
【あっ、ホントだ………まぁ、そうなると思って対策はしてある、用意して】
「ああ!」
「え?どうなるんだ?」
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全てのボールが外に追いやられた頃、ロズムントからテレパシーが送られる
【……こんなことになるとは思っていたよ、すぐバトルボールを戻そう】
「戻すって、どないな方法でここまで送り返すんねん」
【それはもちろん、カタパルトで】
「え、ちょまっ」
エリア外では、とがめとヘレンがカタパルト装置に玉を詰め込む準備をしていた
「さあお前達、存分に戦え!今飛ばしてやるぞ!」
「ま、待ちーやまだ心の準備が」
「発射ー!!」
「ぬわーーーーっ!!」
「危なっ!!」
2人の飛ばしたボールは鋭く城まで飛んできて、ピッフィーを跳ね飛ばし彩都は間一髪頭を下げて回避する
40:31
スターダスト・ハンドレッド 脱落
ATMにより300万円獲得
残り2チーム
「すまんなー七夜」
「まあいっか金は手に入ったし」