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メイドウィン戦闘中inタッグマッチ(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 68ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON1 戦闘中 メイドウィン逃走中 タッグマッチ 
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*56*

「!?」

全員が声のする方を見てみると………そこに現れたのは黒い服のお馴染みの………忍だ

「ホンマに来おったで!けどなんか変やな………」

ピッフィーの予想は正しかった、たくっちスノーやカーレッジが飛んだり回ったりしながら逃げている者が持っていたのは……鎖で結すばれ、ハンマーのように振りまされる大きな玉

「………大玉(ビッグボール)忍か!」

大玉忍、バトルボールは投げないが手に持った巨大ボールで敵をなぎ倒す超攻撃型の特殊な忍だ。
正規の手段では手に入らず、ブラウンクロウから忍専用の武器を買い忍に与える、あるいは大玉忍の卵を買わなければならないのだが……

「冗談じゃねぇ!卵1個2000万円とかぼったくりじゃねぇかよ!」

「だが大玉は500万円だから安いものだろう」

「たけーよ!腕輪も買ったら1000万オーバーするだろ!」

「………え、つまりそれって」

「ああ、玉は追いかけてきたところを投げてみたら見事に装備してな」



「「「契約してないんかーい!!」」」

大玉忍はメチャクチャに玉を振り回して暴れる……ここは城の廊下、玉で道が圧縮され逃げるどころか動くことも困難になるだろう

「オラー!!こいつに勝てるかな無課金勢!こちとら課金勢だぞこのやろー!」

「卵買うの渋った奴が課金勢名乗るんじゃねー!」

忍の回す鉄球は床を割り、穴を開け、メチャクチャに荒らしていく……材質は柔らかいが力を込めれば何倍ものの力になる特殊な素材で出来たものだ

「ぶへっ!!」

Konakunはかわす暇もなく玉の勢いに負けて吹っ飛ばされる、無論この状態の忍も契約者は居ないため賞金は帳消しとなる

「あれま〜 しょ〜がないよねあれは〜」

42:14
グリーンデイ・メイドウィンズ脱落
残り5チーム

「な、なんて威力だ!バランス崩壊レベル!」

「そりゃ2000万円もするわな……」

「おいモンブラン博士氏!さっさと起きろ!」

「う、うーん?」

「ははは、もう遅ぶ

「おっ!!」

モンブラン博士が正気に戻る頃には時すでに遅し、飛んできたボールはモンブラン博士の腹まで飛び、その流れ弾がたくっちスノーに当たる

「なんで!?今俺当たる意味あった!?」

「紐なんだからしょうがないだろう」

40:25
アイ・アム・フランケン
ザ・マシンガンズ 脱落
残り3チーム!

「せりゃーっ!!オーバーヘッド!!」

ピッフィーはバウンド中のボールを蹴り飛ばし、忍に当てる……これで忍に倒されることはなくなった……

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