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*22*
62:35
アサル
「たくっちスノーさん!今のは一体」
カノコ
「アサル!飴くれ」
アサル
「さっきあげたばかりだろうが!」
たくっちスノー
「ああ………カノもそうなったか」
アサル
「え?」
たくっちスノー
「………アレをご覧」
介人
「あーーー!!なんだかお菓子がすごく食べたくなってきた!」
響
「なんか無い!?なんか!!」
アサル
「こ、これは………?」
たくっちスノー
「これがワルドの能力だ……奴らは言わば世界改変や洗脳が得意でな…… 」
たくっちスノー
「あいつはオヤツワルドと言ってたな、だからあのビームをくらったらおやつが食べたくなってしょうがなくなる………と思う!」
アサル
「なにそれ!?」
カノコ
「あめあめあめあめあめあめあめあめ」
アサル
「ああもう!いつにも増して腹立つ!」
アサル
「分かった3個!まとめて3個やるから我慢しろ!」
カノコ
「全然足りない、30000個まとめて出せ!」ガリッボリッガリッ
アサル
「そんなに持ってるわけないだろ!」
エイジア
「飴は噛み砕くものじゃないだろ………というか、俺もそれくらったのになんでなんともないんだ?」
たくっちスノー
「メイドウィンには効かないんだよ、世界を守るものだから無効になってるのかもな」
エイジア
「なるほど……どうする?」
たくっちスノー
「うーん、今ん所はお菓子食べたくなるだけで問題はなさそうだし、このまま逃走中を続けるぞ、適当にお菓子与えておけ」
アサル
「………こいつはどうします?」
たくっちスノー
「カノ、キャンディなら俺が用意してやるぞほれ」
カノコ
「おー!たくっちスノー太っ腹ー!四次元ポケットー!アサルとは違うねー!」
アサル
「悪かったね!僕がドラえもんじゃなくて!!」
………
介人
「へぇー逃走中してたんだ」モグモグ
たくっちスノー
「そういや介人、おまえんち駄菓子屋だったな?ちょっと移していいか?」
介人
「うん、なんか俺も我慢出来なくなってきちゃった。」
………
一方、2階のお菓子売り場では……
カヤナ
「ほー、お菓子を食いたくてしゃーなくなる敵かぁ」
カヤナ
「うちの店が儲かるから有難いなぁ」ゲラゲラ
スターアベネス
「なんでメイドウィンの癖にバイトしてんだよ、それも菓子屋で!」