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*17*
メレメレ島に付いた後、ギャング達は警察につき出された...
ティー
「そういやあのポケモンになった奴置き去りだけど良かったのか?」
ヒカル
「僕の事を知らないならもう興味はないかなーって」
ティー
「お前、不思議な奴だな...」
そんな事を話していると、船客の中から研究員のような人物が話しかけてきた
「ありがとうございます!貴方達がいなかったらどうなっていたか...」
ティー
「いえいえ、当然の事をしたまでですよ」
「本当に助かりました!私の書類が火事で焼けたりしてたらどうなっていたか...何かお礼をさせてください!」
ティー
「え?それじゃあ...ここにポケモン博士がいるって聞いたんだけど」
「それでしたら...」
「おーい!無事だったか!」
「あっ...博士!」
研究員は向こうからやってくる男に反応した
ティー
「えっ、あれが博士?」
ヒカル
「そうなの?」
ハプウ
「ん?...ああ、彼はククイ博士、この島のポケモン博士といえば彼じゃな」
ククイ
「ボートが変な奴に襲われたと聞いて急いで駆け付けたよ...怪我はない?」
「どうにか...私も資料もポケモンも無事です!」
ククイ
「君とポケモンが無事で良かったよ!...ああ、ごめんね話し込んじゃって」
ティー
「いえ...ククイ博士、会えて光栄です」
ククイ
「いやいや、それほどでもないよ...ところで、僕に何か用でも?」
ティー
「実は気になるものがありまして、研究員である貴方に...!」
ククイ
「なるほど...ここで立ち話もなんだし、研究所においでよ」
ティー
「はい!」
...
ポケモン研究所に付いたティーは、ククイにburstハートを渡し、ハートの説明をした
ククイ
「ふーむ、この中にポケモンがねぇ...」
ティー
「何か、分かりますかね?」
ククイ
「残念ながらそういった物は初めてでね...これが発見されたというイッシュ地方ではどうだったのかな?」
ティー
「...どうやらイッシュ地方でも分かってないみたいで、それならと他の地方にも渡ったんです」
ククイ
「でも、君が見たというポケモンのような姿の戦士というのは非常に興味深いね...よし、僕やここの研究員が調べてみるとするよ」
ティー
「ありがとうございます...!」
ククイ
「そこで!僕から君に頼みたいことがあるんだ...burstハートをもっと集めてくれないかな?物が多い方が解析も捗ると思うし!」
ティー
「喜んで!!」
...
ティー
「というわけで、博士直々の頼みでこれから自分はburstハート集めに向かう!」
ヒカル
「へー、僕の自分探しは?」
ティー
「...まぁ、そのついでで」
ヒカル
「えー」
ハプウ
「...なぁ、その.....」
ティー
「ん?」
ハプウ
「その旅だが...わしも一緒についていって構わないか?」
ティー
「え?そりゃいいけど...なんで?」
ハプウ
「お助けてもらった礼があるし...それ二人もアローラからは当分出ないのだろう?」
ハプウ
「それにお前さん達には不思議な物を感じる...共に旅をすれば何かが分かるかもしれない」
ティー
「よし!これで名目上は三人旅だな!」
ヒカル
「名目上は...って?」
ティー
「ああ、burstハートを集める時、またギャングみたいな奴等に狙われるかもしれないだろ?その時のために仲間を集めていくのさ」
ハプウ
「いわばわしらは【バースト調査隊】じゃな!」
ティー
「あ、いいかも、それ採用!...さぁ!burstハートを探しに出発だ!」
ヒカル
「おー」
ハプウ
「うむ!」
...
「...じゃあお前ら、脅されただけでビビってノコノコ帰ってきたって訳か?」
スカルしたっぱA
「で、でもグズマ様...あいつ本気の目だったッスカ」
スカルしたっぱB
「チョー怖いッスカ」
グズマ
「馬鹿野郎!!それでもお前らスカル団か!!」
グズマ
「...ダイケンキのトレーナーか、へっ、スカル団の恐ろしさを思い知らせてやる」
...
「大変だ!モーカの野郎が」
「チッ、あの野郎仕留め損ねたか...burstハートを盗んだ奴はどこだ?」
「アローラ地方とかいう島です」
「そうか...キリマ、1時間で飛行機を用意するんだ」
「はっ、お任せあれ」
「フフフ...burstハートは皆俺たちのものだ...」
【次回予告】
ティー
「さーて、まず何から始めるか」
ハプウ
「やはりアローラといえば島巡り、しまキング達から与えられる試験を乗り越え、証を貰う...そのついでにburstハートじゃな」
ティー
「うーん、アローラにもあればいいけどなぁburstハート...」
ヒカル
「古い本とかあるかな...」
次回、第四話!
【いざ出発!メレメレ島を制覇せよ!】
ティー
「BURST!!」
ヒカル
「出来ないんじゃなかったの?」
ティー
「いや無理かわかんねぇだろ!!」