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ポケットモンスタートライ(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 107ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 ポケモン Reburst 
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*50*

ティー
「はぁはぁ...これじゃポケモンバトルと変わらん...いや、いちいち次どうしたらいい?って聞いてこない辺りポケモンの方が賢いぞ!!」


ウルガモスバースト
「えー」

キュレムバースト
「何が悪い...さぁ、今度こそこの島をコレクションにしてやるよ、キリマ」

キリマ
「こごえるせかい」

キュレムバースト
「氷結無限!!」

ティー
「いちいちこごえるせかいを挟まないと発動できんのかお前は」

キュレムバースト
「さぁ!氷れ氷れ!!」

ティー
「ブレストバーンもう一回打てない!?」

ルイージ
「悪い、PP切れだ!!」

ティー
「マッスルポイントで代用できない!?」

ルルミー
「出来るわけないでしょう!!」

ティー
「ああおちおちちちちち落ち着くんだ!!そうだ、ヒカル!!ぎんいろのかぜ!!」

ウルガモスバースト
「はーい」

ビュッッ

ウルガモスバーストの銀色の風で、キュレムバーストが宙に浮く

キュレムバースト
「えっ...ちょっ!!キリマ!!」

キリマ
「それに関してはどうにもなりません」

キュレムバースト
「ホアアアアアアーーーッ!!」

キュレムバーストが風に押され海へと投げ出され、あまりの冷たさに海水がどんどん凍り、広がっていく

キュレムバースト
「危なかった...おお、これなら船を使わずに移動できる...でも船は欲しいから持ち替えろうっと」

ウルガモスバースト
「...ねぇ、貴方は僕の事を知っていますか?」

キュレムバースト
「知らない、そんなことよりお前は俺が気に入るような物は持っている?」

ウルガモスバースト
「僕は何も持っていません、そんなことより...」

キュレムバースト
「そんなことだと?お前の事の方がよっぽどそんなことだぞ」

ウルガモスバースト
「そんなことはありません、チャンピオンの称号やそんな悪の組織よりも僕の事は重要です」

キュレムバースト
「他人の情報ほど無価値なものはない」

ウルガモスバースト
「僕からすれば僕の事以外の物なんて皆無価値ですよ」

キュレムバースト
「なんだとお前!?どんだけナルシストなんだ!?」

ウルガモスバースト
「だって気になって仕方ないんですよ」

二人のBURST戦士は戦いも忘れ口論になっていった

グズマ
「なんか...あいつら、どっちもどっちだな」

ティー
「ある意味似た者同士かつ天敵だよなぁ、何かが欲しいのにヒカルは何も持っていないブルーマに、何かを知りたいのにブルーマは物にしか興味がないヒカル」

ルイージ
「...中々ないけど、会っちゃいけないタイプだったんだ」

キリマ
「どっちもくだらない...」ボソッ

ウルガモスバースト
キュレムバースト
「「はい?」」

キリマ
「なんでもありません」

ティー
「お前に構っている暇はない!!必殺技で一気に片付けるぞ!」

ウルガモスバースト
「必殺技って?」

ティー
「今、自分が決めた...名付けてバーニングディバインだ!」

ウルガモスバースト
「どういうの?」

ティー
「とりあえず炎をまとって突っ込めー!!」

ウルガモスバースト
「うりゃー」

ウルガモスバーストは不死鳥のような炎となりキュレムバーストに突っ込む

キュレムバースト
「ぐっ...こんな...何も持っていない奴なんかに...負けてたまるか!!」

キュレムバースト
「俺はまだまだ欲しいものが沢山あるんだ!!キリマ!!」

キリマ
「はい、氷結核爆(スーパーブリザードワールド)」

キュレムバースト
「ウオアアアアーー!!」

キュレムバーストが大きく叫び、空へと舞うと島があっというまに凍りつきはじめる

ミルラ
「さ、寒い...!!」

ティー
「回りの気温が尋常じゃないスピードでどんどん低下していく...マイナス1、マイナス5、マイナス9...」

キュレムバースト
「皆コレクションとなれ!!」

ハプウ
「どんどん近づいてくるぞ!!」

ティー
「皆!!ひとまず自分の近くに集まれ!!」

ルルミー
「は...はい!」

ウルガモスバーストやハプウ、作者三人組...そしてグズマはティーにくっつく


キュレムバースト
「氷河期を楽しみな!!」

ティー
「一人でやってろ...システマー!!禁断コードだ!H・E・L・P!!」

システマー
【コード認証...了解、禁断機能シェルター化を発動致します!!】

ハプウ
「ほにゃっ!?なんじゃなんじゃ!?」

グズマ
「おい、俺たちをどうするつもりだ!?」

ティーのスーツ...システマーはヒカル達を包み込み、巨大な基地となる

...その直後、大きな爆風と巨大な寒波がヒカル達を襲った

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