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スマブラ戦記SPECIAL 暗黒の使者(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 128ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 スマブラ戦記シリーズ 亜空の使者 
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exe達が歩いていると、丸くて白い家が見えてくる

ルイージ
「あっ、あったよ...カービィの家」

ピッフィー
「アレかいな」

Sonic.exe
「ちょっと待ってろ」

exeは音速で走り、家の窓を確認した後戻ってくる

Sonic.exe
「いなかったぞ」

ルイージ
「いなかった?...ホントだ、留守みたい」

ルイージがドアノブを捻るが、鍵が掛かったように開かない

ルイージ
「あれ、本当だ...鍵なんてかける子じゃないのに」

ワリオ
「いないならもうしょうがないだろ?」

ピッフィー
「せやな...デデデ城行くやで」

ルイージ
「うん...」

長居は無用と感じたexe達は、カービィの家から去っていく...

...

そして、デデデ城にて

デデデの居座る部屋に、一人の兵士が現れる

「大王さま!大王さまに会いたいと仰る方がおられますが」

デデデ
「俺様に?一体誰なんだデ」

「えーと...沢山おられますが、中にはルイージ氏が...」

デデデ
「あいつがいるか...分かった、入ってもいいと伝えておけ」

「かしこまりました!」

兵士が出ていった後、デデデは下を向きぽつりと呟く

デデデ
「...カービィ、お前も随分情けない姿になったデ」

「ぽよ...」

ギイイ

しばらくして再び扉が開き、ルイージ達がデデデの元にやってくる

ルイージ
「久しぶり!」

デデデ
「ああ、元気みたいだな...連れているのは誰だデ?」

ルイージ
「任天堂戦士ですよ...ほら、前に頑張ってくれた...」

デデデ
「あいつらか!こちらも噂は聞いていたデ」

ピッフィー
「へへ、よろしゅうなぁ大王さんよ」

ワリオ
「相変わらずデブだな」

デデデ
「お前にだけは言われたくないデ」

ワリオ
「俺様は100%筋肉だから全然違うのだ!」

デデデ
「ふん...で、なんでプププランドに?」

Sonic.exe
「ここに来たのは偶然みたいなものだかが、ちょっと聞きたいことがな...」

ルイージ
「最近、倒された怪物が復活してるそうでさ...プププランドってそういうの多いでしょ?」

デデデ
「まぁ確かに多いデ...それに関してだが、プププランドはもう手遅れだデ」

サフィーナ
「というと?」

デデデ
「これを見てほしい」

デデデはコートの中からピンク玉を取り出す


ルイージ
「ま、まさかそれって...」

デデデ
「ああ、こいつは...カービィだ」

カービィ
「...」

デデデが出した物、それはカービィ...しかし、彼の持つ物は本来のカービィよりも少し小さかった

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