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スマブラ戦記SPECIAL 暗黒の使者(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 128ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 スマブラ戦記シリーズ 亜空の使者 
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*40*

メイドウィン
「ほー、この世界のメイドウィンがまさかうちの息子と知り合いとはなぁ」

「.....」

ナチュレ
「奴が勝手に馴れ合ってきただけじゃ」

たくっちスノー
「その件は本当に悪かったよ...」

ナチュレ
「ま、貴様の父親ならどんな奴かも大体予測は出来るがな...その相方は連れてるなんだ?」

メイドウィン
「遭難者」

ナチュレ
「そんなもん見りゃ分かる、体質の話じゃ」

メイドウィン
「体質?」

ナチュレ
「その...えっと、なんて名前じゃそいつ」

メイドウィン
「ブルーウィング?」

たくっちスノー
「その人がどうかしたのか?」

ブルーウィング
「はい?」

ナチュレ
「こいつ、ちょくちょく男になったり女になったりするんじゃぞ...気持ち悪くってたまらんわ」

メイドウィン
「なーたくっちスノー、これってありえんの?」

たくっちスノー
「ありえなくはありませんよ、例えばダリウス大帝の子であるプロイスト氏は性別を超越し両方の性を持っていますし、イクサー1さんみたいなそもそも性別の概念が存在しない種族もあります」

たくっちスノー
「そのブルーウィング氏とやらもそれらみたいな感じですよ、多分」

ナチュレ
「む...わらわ達の常識が時空には通じんという奴か」

ブルーウィング
「まぁそうだよね、僕もよく旅をするから」

ナチュレ
「ならせめて性別を統一しろ、ややこしくてたまらんわ」

メイドウィン
「こういうのって喋ってる途中で人格変わったらどうなるんかな?」

たくっちスノー
「知りませんよ...でも確かに面倒なんだよなぁこういうの、なんかデジャブを感じるよ...」

ブルーウィング
「?」

ナチュレ
「まぁそれはいい、その闇のどうこうが復活というのは面倒だ」

たくっちスノー
「ええ、そっちの世界って確かハデス居ましたよね...」

ナチュレ
「あやつは性格こそふざけているが腐っても冥府の神じゃ、甦ったら面倒なことになるぞ...」

たくっちスノー
「あー、心臓潰されてもピンピンしてるんでしたっけ、父さんがデカくなったみたいな」

メイドウィン
「え、マジかよやべーな」

「うんうん、やべーわけでしてね、支配とかヨユーよヨユー」

ナチュレ
「そうなったとしても奴等が黙ってはいないだろうがな」

「そうだね、もしも先手を取ってなかったらの話だけど」

ブルーウィング
「あのー」

メイドウィン
「どったの?」

ブルーウィング
「後ろ...」

メイドウィン
「え?後ろ...」

メイドウィン達の後ろには、闇のように黒い肌をした巨大な男が立っていた


「ごきげんよう!もちろん元気に復活しましたもんねーっ!」

ナチュレ
「ゲーッ!!冥府神ハデス!!」

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