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*61*
そして、魔物チャンネルは...
サキュバス
「ねーデュラハン、akumazon動かないね」
デュラハン
「あー、最近機能してないんだよねー!変だよね」
プロデューサー
「まぁ、ここまで使い物にならなきゃ当然だけど」
サキュバス
「まぁ、それまでに色々買ったし?ネタには困らないんじゃないの?」
キキーモラ
「お掃除するほうは大変ですけど」
プロデューサー
「ああそうそう、そういえばだがマリアチャンネルが最近話題と聞くなぁ」
堕天使
「...他に稼働しているチャンネルがあるのか?」
プロデューサー
「ああ、ウチの他にも二つね」
セイレーン
「マリアチャンネルって確か...魔王様がやっているという」
プロデューサー
「そうそう、例のマリアーゼ様のやってるやつ」
デュラハン
「なんで魔王様がヘルチューバーやってるの?侵略派じゃないんでしょ?」
プロデューサー
「さあ...それは分からない、まぁたまには他所の動画を見るのも悪くないさ」
キキーモラ
「そうですね」カチカチ
プロデューサーはパソコンからマリアチャンネルにアクセスして動画を確認する
プロデューサー
「へー、チャンネル登録者2万人か、一月も経っていないのにこの数はスゴい」
サキュバス
「へー、流石魔王様、カリスマじゃんカリスマ」
プロデューサー
「同じ事務所に所属しているゲーム実況専門の『純白チャンネル』とコラボしていることが多いな、それかレビュー系だな」
サキュバス
「なんかこう、呪文唱えてみたとかそういうのやってないの?」
プロデューサー
「まだそこまでの段階には入ってないっぽいな」
ゾンビ
「そう...それでも喜ばれるのね」
プロデューサー
「まぁな~、ヘルチューバーもユーチューバーも動画の中身よりその人の人間性や面白さを問われるからな」
ケンタウロス
「ゲームのキャラクターは好きだけどゲーム制作者はどうでもいいみたいな?」
プロデューサー
「そうそう、そんな感じ...お、新着動画だ、見てみるか?」
ゾンビ
「私はパス」
ケンタウロス
「ボクもどうでもいいかなー」
キキーモラ
「出ているのは魔王様なんですよね、それならしっかりと見ませんと...」
セイレーン
「そうですわね」
サキュバス
「今度は何のレビューなの?」
プロデューサー
「どれどれ...」
プロデューサー
「いや、これはレビュー動画じゃない、探し人...?」
プロデューサーは普段と違うサムネイルを疑問に思いながらも、動画を再生すると...
プロデューサー
「ジャガー・メイドウィン・ブラウンだって!?」