完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

マモノチューバーズ!全てはゼロのままに(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 105ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 ファンタジー 配信者 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~

*60*

魔王
「そうか...では侵略しても無駄というわけか」

【ええ、どのみち滅びます】

【メイドウィンは死ぬと十年以内に何らかの方法で管理する世界が滅びますから】

雪女
「時が止まったのは?」

【その予兆みたいなものでしょうか】

イエティ
「そんな...」

魔王
「どうにかならないのか!?」

【む、無理ですよ!!ジャガーは死んでしまったのかもしれないのでしょう!?】

【文句ならジャガーに言ってください、僕にはどうしようもなりません!!】

雪女
「...どこいったんだよ、あの虎!!」

大魔王
「...」

【あの、僕そっちに行った方がいいですかね?】

魔王
「お前、どこにいるのだ?」

【病院です】

魔王
「病院!?」

【大事件なら僕が出た方がいいかなと思いまして】

魔王
「いや、病院に居るのなら安静にした方が...」

【大丈夫ですって!心の病気ですから!】

魔王
「余計に心配だ!退院するまで出てくるんじゃない!」

【はい】

大魔王
「...そろそろ切っていい?」

【あ、はい...ジャガーについて何か分かったら連絡します、それでは】

魔王
「ああ」

ここで電話が途切れる

雪女
「で、どこまでが事実なんだ?」

魔王
「この世界でジャガーの正体を知るのは我と母上のみだ、全て真実と捉えていいだろう」

大魔王
「そうね、人間の神...か」

イエティ
「じゃ、じゃあ...十年以内に世界が滅んじゃうの!?」

雪女
「えー!まだ遊び足りない!!」

大魔王
「ジャガー...」


魔王
「...なぁ?」



魔王
「ジャガーを見つければいいのか?」


雪女
「え?」


魔王
「ジャガーが生きていることが分かれば、世界は救われるのだな?」

イエティ
「ええ?」


魔王
「...死体はまだ見つかっていない、死んだとは限らない!」


大魔王
「ぎ、ギンちゃん?」


魔王
「奴との話をして、目的が出来た!」




魔王
「我は...このマリアチャンネルのヘルチューバーとなって...!!」






魔王
「ジャガーを見つけだすっ!!」ドン!!

魔王
「...待っていろ、どこに隠れようとも見つけ出してやる」





魔王
「そうと分かれば動画投稿だ!いくぞっ!!」

雪女
「ちょ、ちょっと休ませろよ!」

魔王
「いいからやるぞ!」

59 < 60 > 61