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*16*
「まずい!!なんだこのラーメンは!!」
ソウゴ
「ん?」
ガチャリ
ソウゴ達は声がした方の店に入ると、ラーメンの器が辺り一面にひっくり返された跡が
「こんなものをラーメンと呼ぶつもりか!?仮面ライダー白湯の俺を舐めているのか!?」
ソウゴ
「仮面ライダー白湯!?」
「ひ、ひいい‥‥‥‥すぐに新しいものを」
白湯
「いらん!こんな店潰れてしまえ!」
ソウゴ
「待って!仮面ライダー白湯なんだよね!?」
白湯
「なんだお前は?」
ソウゴ
「仮面ライダーの力を継承するために探してたんだ!本当に白湯なんだね!?」
白湯
「継承‥‥‥?ククッ、その通りだ」
白湯
「俺の名は13代目、仮面ライダー白湯!!」
白湯
「白湯の達人にして最強の拉麺職人よ!!」
ソウゴ
「へぇ‥‥‥‥ねぇ、白湯雷打麺食べさせてよ、作れるんでしょ?」
白湯
「ああ?作ってやってもいいが100万円払えるんだろうな?」
ツクヨミ
「ひゃ‥‥‥‥100万!?ラーメン1杯でその価格!?」
ソウゴ
「いいよ、俺は王様になる男だから‥‥‥白湯を専属シェフにしたいと思ってるんだ」
ソウゴ
「その時、たっぷりお金を用意するよ」
白湯
「王様‥‥‥ククッ、その顔はハッタリではなさそうだな、良いだろう!特別に1杯だけ食わしてやる」
ウォズ
「ジーク、本当に彼で間違いないのかい?」
ジーク
【ええ‥‥‥‥仮面ライダーの反応を感じますから、あるいは‥‥‥‥】
白湯
「おい厨房借りるぞ」
白湯はラーメン屋のカウンターに跨り、中華鍋をコンロに置く
白湯
「雷打は雷の味!!みよこれが一流の湯切り!!」バッ!!シュバッ!!
ソウゴ
「おおっ!!」
ゲイツ
「…………………」
白湯
「これがっ!!雷打麺だーーーッ!!」ドンッ!!
ツクヨミ
「…………ただの白湯(トンコツ)ラーメンにしか見えないけど」
ソウゴ
「いただきます!」ズズズ
ソウゴ
「………………!!!」
ひと口食べたソウゴに電流走る__!!
白湯
「フッ、雷が落ちたな………専属シェフに相応しい味だろ?」
ソウゴ
「…………うん、なるほどね」
ソウゴ
「お金を用意するから待っててよ」