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仮面ライダーメモリアル(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 86ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
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*17*

ソウゴ
「ジーク」

ジーク
【何か?】

ソウゴ
「解き放たれた仮面ライダーってさ、みんな正義のために戦ってるんだよね?」

ジーク
【我々は彼らを「メモリアルライダー」と呼ぶが………まぁ、善か悪かと聞かれれば善側の立場にある存在】


ジーク
【言わば、そちらの平成ライダーとやらと全く同じ部類と考えていい】

ソウゴ
「そうだよね…………」

ゲイツ
「ジオウ、どうするつもりだ?」

ソウゴ
「仮面ライダー白湯さ………あのラーメンは確かに美味かった、けど…………」

ツクヨミ
「けど?」

ソウゴ
「あいつがとても仮面ライダーに相応しい存在とは思えないんだ」

ソウゴ
「なんというか、失礼だけど中身が性能に見合ってないっていうか………」

ゲイツ
「俺もそんな感じはしていたが」

ジーク
【しかし、奴は確かに仮面ライダーの反応をしていた】

ウォズ
「もしかすればだが…………」

ウォズ
「彼は13代目と名乗っていた、あるいは別の代の仮面ライダーが存在している可能性も…………」

ソウゴ
「凄くあるじゃん!」

ゲイツ
「そいつを探せばいいわけか」

ソウゴ
「よし、行こう!」

……………


「塩ラーメンいっちょ上がり」

「なぁ、知ってるか?仮面ライダー白湯がこの辺りに現れたそうだぜ?」


「ああ………あいつか、あいつはダメだな」

「ん?アンタ、白湯を見たことあるのかい?」


「1度だけ食ったことがある………美味かったな」


「旅をしていると、時々ああいう屋台に足を運びたくなるものだ」



ソウゴ
「…………門矢士!」


「お前か、何しに来た?」

ソウゴ
「さっきの話聞かせて!」


「ラーメンを茹でながら教えてやる」


…………


「仮面ライダー白湯という存在はお前が解き放つ前から存在していた」


「俺がまだキバだの、電王だの、龍騎だのの世界を旅してたぐらいからな」

ソウゴ
「その時に士は白湯のラーメンを食べたの?」



「いや、お前の世界に来てしばらくした頃だ………その時は【8代目】だった」


「結構リスキーな仕事らしくてな、軟弱者はすぐ辞めていくそうだ」


「まぁ、腐っても仮面ライダーだからな」

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