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仮面ライダーメモリアル(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 86ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
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*18*

ソウゴ
「そんなライダーもいるのか…………」

ジーク
【世界の破壊者………何故、そういうことを我々に伝えない】


「俺はただ出会っただけだ、伝えるまでもないだろう」


「…………で、お前達も今のやつにはあったのか?」

ソウゴ
「うん、13代目ね」


「あいつはすぐ辞めるタイプだ、ライダーとしての技量がない」

ゲイツ
「辞めたらどうやって新しいやつが引き継ぐんだ?」


「屋台を見なかったか?」

ソウゴ
「屋台?ああ、白い屋台の風来坊!って話では聞いたよ」


「そいつには白湯スープの材料が一通り揃っている」


「そいつで白湯スープを作ってしまえば引き継ぐことが可能になる、どんな味だろうとな」

ソウゴ
「どんな味だろうとって、試したの?」


「俺は10代目だった、ラーメン作りにはあまり興味ないからすぐ辞めたがな」

ウォズ
「そして11、12と繋いでいき………現在の13代目に至ると」


「で?あいつの力を継承するつもりか?」

ソウゴ
「…………流れ的には、俺が14代目になればいいんだよね?」


「あいつが辞めるなら、な」

ソウゴ
「まぁ何はともかく、白湯スープ作ってみようか」


「ここに白湯がいるなら屋台だって置いてあるはずだ、継承したいなら作っておいて損は無い」

ソウゴ
「ありがとう、士!」


「ああ」

「おい士、ちょっと出前行ってこい」


「任せろ」

…………


「………………この街も、随分寂しくなったな」

「あのジジイの魂が篭った白湯スープも、こんなに濁りやがった」


「一体誰がこんなことしやがった………」

ツクヨミ
「あっ、屋台ってあれじゃない!?」

ゲイツ
「よし」

「待てお前」

ソウゴ
「えっ!?」

「お前、俺のスープに何しようとしやがった」

ソウゴ
「えっ!?何って白湯の力を継承する為にスープを作ろうと‥‥‥」

「素人がスープなんか作れると思ってんのか、ぶっ飛ばすぞ‥‥‥なんてジジイは言うだろうな」

ソウゴ
「え!?あんたまさか白湯!?何代目!?」

「何?俺は白湯三太夫‥‥‥3代目だ」


ソウゴ
「3代目仮面ライダー白湯!?めっちゃ若い!?」

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