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仮面ライダーメモリアル(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 86ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
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*24*


…………

ソウゴ
「この醤油ラーメン美味しい!!」

ソウゴ達は先程の少女の店で自慢の醤油ラーメンを堪能していた

ゲイツ
「ああ、さっきのを見てたせいかいくらでも食えるな」

「ありがとうございます………この度はどうも」

三太夫
「気にするな、ラーメン店は多い方がいい」

「それでも、白湯さんにはなんとお礼を言ったらいいか」

三太夫
「お礼はいいから、さっさと………約束のラーメンを出せ」

「はい、これは私と娘の気持ち………」


三太夫
「ああ………」


ズズズ

三太夫
「………………ああ、旨い」

三太夫
「ラーメンは具なしで麺だけを味わうのが1番だ」

ソウゴ
「俺はやっぱりチャーシューとか着いてる方が好きだけどね」

三太夫
「ガキだな」

ソウゴ
「ぐ………」

ゲイツ
「それでジオウ、白湯を専属シェフにするんじゃないのか?」

三太夫
「専属シェフ?誰がそんなものなるか」

三太夫
「俺は時空を飛び回れる屋台とジジイのスープだけあればいい」


「だそうだ」

ツクヨミ
「そんなに大事なの?そのスープが」

三太夫
「……………ジジイに頼まれちまったんだ、仕方ねぇだろ」


三太夫
「時空の全ての苦しみを白湯ラーメンで洗い流してくれってな」


「まるで夢を守る男のようだな」

三太夫
「夢を守る男?」


「時空の全ての洗濯物を真っ白にする事が夢の仮面ライダーの事だ」

三太夫
「大層な夢だな………ラーメンか、洗濯物か………どっちにしても、白くまとまればいいのにな」

ジーク
【ジオウ、呑気に食べている暇はない………もう次のメモリアルライダーのところに行かなければ】

ソウゴ
「え、もう!?………ご馳走様!また来るよ!」

三太夫
「次来る時はラーメン代払ってこいよ」

ソウゴ
「うん、100万円ね!」


ソウゴ達は時空の渦に乗って消えていった

三太夫
「……………万はいらねェよ」

三太夫
「さて、俺達も別の世界に行くか………10代目」


「ああ、また出会えた時には白湯ラーメンを頼むぞ」

三太夫
「ああ」

【ライダーエピソード 完】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【罰執行】

「うわああああ!!?」


チャポン

男は沈む、沈んでいく………大きな大きな白湯スープの鍋へ

「あぎゃあああああ熱ぃぃぃぃ!!!!」

「あ、あ、熱い………し、沈み………あっ」


男はもがき、あがき、スープに沈み…………


白に溶けた。

ジーク
【アナザーへの罰は、ここに為された。】

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ライダー紹介」
【仮面ライダー白湯(パイタン)】
モチーフ:ラーメン

「豚骨風味!カンフーとラーメンを組み合わせた神秘のライダーは…………白湯だ!」

変身者は3代目白湯三太夫。

白湯ラーメンの始祖【白湯三太夫】からスープとベルトを引き継いだ彼は飢えと外道ラーメン職人と戦う

無愛想だが子供が好きで、お腹が空いてる人には具なし白湯ラーメンを与える
好きな料理は「つけ麺」

カンフーをベースに戦い、ラーメンスープで敵を茹で上がらせる事も出来る

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