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仮面ライダーメモリアル(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 86ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
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*26*

ソウゴ
「えっ…………!?」

ツクヨミ
「ウソ……!?」

ウォズ
「おや?」

その姿は………


「改めて、僕の名前は日向慧(ひなためぐみ)」

日向
「仮面ライダーホムラの変身者さ!」

ソウゴ
「お…………女の子!?」

………

ソウゴ
「一体何なの?」

日向
「僕はこのタイヨウ村で仮面ライダーになって悪いやつを倒していたんだ」


日向
「といっても僕だけの力じゃないけど」

ウォズ
「先程も他の………と言っていたが、他に仮面ライダーが?」

日向
「うん、仮面ライダーハリケーンってのと仮面ライダーダイヤ!」

日向
「2人とも僕の幼なじみだったんだけど………ハリケーンは親の都合で海外に行っちゃって、ダイヤはこの村から出ていっちゃった」

日向
「だからこの村のライダーは僕一人だけさ」

ソウゴ
「なんでダイヤは出ていったの?」

日向
「ケンカ別れさ………」

ゲイツ
「つまりお前は今1人で戦っていると………大丈夫なのか?」

日向
「大丈夫だよ、僕牛乳運びで鍛えてるし!何より………」


日向
「ハリケーンとダイヤがまたタイヨウ村に帰ってくる時のために………村を守らなくちゃならないんだ!」

ソウゴ
「そうだったのか…………」

ゲイツ
「……………」

ツクヨミ
「…………」

ソウゴ
「どうしたの2人とも?」

ゲイツ
「いや………なんでもない」

ソウゴ
「でもゆっくり出来そうな村だなぁ〜、俺子供の頃から田舎暮らしとか憧れてたんだ〜」

ウォズ
「魔王になればどんな土地も思うがままですよ」

ソウゴ
「そういうのとはちょっと違うんだよね、なんか………俺って普段は王様になりたいって言うけど………」

ソウゴ
「ほんのちょっと………ちょっとだけ、王様であることを忘れてゆっくりしたいな〜っていうの」

ウォズ
「ふむ………」

日向
「王様?」

ソウゴ
「うん、俺は将来王様になるのが夢なんだ」

日向
「へぇ〜、仮面ライダーってやっぱり夢がでっかいんだね」

ソウゴ
「日向の夢は何?」

日向
「僕の夢は………このタイヨウ村がいつまでも続いてくれることかな〜」


「そうはいきませんわ、日向」

ソウゴ
「ん?」

日向の前に豪華な服を着た女性が立ちはだかる………

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