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*5*
ライダーエピソード「前」
【運命の糸よ、魔王を掴め】
タイムマジーンは別の世界へ落下し、ライダーの世界へと降り立った
ソウゴ
「ここに仮面ライダーが居るのか、楽しみだな〜!」
ゲイツ
「おい、俺たちは遊びに来たわけじゃないぞ………そう浮かれるな」
ジーク
【聞こえますか、常磐ソウゴ】
ソウゴ
「あ、ジーク!どこから話してるの?」
ジーク
【ジクウドライバーからです、そこから我々は通信が可能です】
ゲイツ
「お前、またいつの間に………!?」
ジーク
【どうやらタイムジャッカーにはまだ気付かれてないようです、早めにライダーを継承してください】
ウォズ
「しかし、変身者も分からないのにどう探せと…………」
ジーク
【問題ありません、仮面ライダーは惹かれ合う運命にあるのです】
ソウゴ
「某冒険漫画の幽霊(アレ)みたいな理屈?」
ジーク
【大体そんな感じです】
ソウゴ
「つまり、ノリ?」
ゲイツ
「そんな方法で仮面ライダーが見つかるわけが……………」
ゲイツ
「いや…………わりとそんな勢いで見つかることも稀に会ったな………」
ツクヨミ
「せめて、どんな仮面ライダーが居るのかだけでも教えてくれない?」
ジーク
【調べますので分かったらすぐ報告します、今はこの世界を散策してください】
ソウゴ
「だってさ、行くよ!」
ツクヨミ
「あ、ちょっと、ソウゴ!!」
………
その世界は古風ながら美しく、色鮮やかな編み物があっちこっちに置かれていた
ソウゴ
「うっわ〜!職人だらけ!」
ソウゴ
「洋服にハンカチ、マフラーまである!ウォズのマフラー新しいのにしてあげようか?」
ウォズ
「いえ、私はこのままで結構………お気遣いどうも、我が魔王」
ツクヨミ
「ソウゴ、私たちは遊びに来たわけじゃないのよ?もっと真面目に………」
ソウゴ
「分かってるって、あの〜すみません!」
ソウゴはちょうど近くにいた職人に話しかける
ソウゴ
「この辺りに仮面ライダーって居ませんか?」
ゲイツ
「おい!前も言ったがその聞き方は何だ!?」
「仮面?それって絲慎の事か?」
ソウゴ
「絲慎?」
「ああ、仮面ライダーだろ?だったらあそこのブランドにある」
ツクヨミ
「本当にあった!?」
ソウゴ
「それって何処にあるの?」