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仮面ライダーメモリアル(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 86ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
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*6*

………

ソウゴ
「絲慎屋敷…………ここだ!」

ゲイツ
「この中に仮面ライダーが………」

ジーク
【そこで間違いないです、この世界のライダーの名は「仮面ライダー絲慎」】

ジーク
【この工芸の力を武器する仮面ライダーのようです】

ソウゴ
「工芸を武器に………?針でも使うの?」

ジーク
【さぁ、そこまでは私も】

ソウゴ
「まあいいや、おじゃましまーす!」

…………



「おい針金、お前に客だぞ」


針金
「俺に?………はい、通してください」

ソウゴ
「失礼します、仮面ライダー絲慎ですか?」

針金
「………何故それを?君は一体?」

ソウゴ
「俺は常磐ソウゴ、最高最善の王様を目指しているんだ」

針金
「王………様?訳分からない、今仕事中なので手短に頼みます」カタカタカタカタカタ

ソウゴ
「分かった、手短に言うと仮面ライダーの力を継承しに来たんだ」

針金
「力の継承………絲慎の?」

ソウゴ
「そう、俺にはそれが必要なんだ」


針金
「その継承とやらをしたら、力が失われることになることは?」

ソウゴ
「え?…………ジーク、どうなの?」

ジーク
【あくまでコピーするだけなので消失することはありません】

ソウゴ
「だってさ」

針金
「……………………」

針金
「お断りします」

針金
「今忙しいし、仮面ライダーとしての力はおまけみたいな物です」

針金
「俺はただの裁縫師で、持っているのは王様に貸すようなものでもなんでもありませんから」

ソウゴ
「………じゃ、何したら継承してくれる?」

針金
「引きませんね…………」

ソウゴ
「そりゃ、こっちも世界かかってるから」


針金
「お引き取り願って下さい」

ソウゴ
「え、ちょっと!?おーい!?」

ソウゴは強面の男に肩を掴まれ、絲慎屋敷の外に追い出された


ソウゴ
「ダメだった」

ツクヨミ
「当たり前でしょ」

ゲイツ
「で?どうする気だ?」

ソウゴ
「ジーク、継承って過去のライダー達みたいにウォッチを貰えばいいの?」

ジーク
【はい、そちらの都合に合わせてあります】

ウォズ
「…………」

ソウゴ
「どうしたの?ウォズ」

ウォズ
「いえ、なんでもありません」

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