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仮面ライダーメモリアル(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 86ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
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*7*

ゲイツ
「いいか?情報を集めるというのはこういうことだ……俺に任せろ」

…………

「絲慎…………ブランドの事か??」

ゲイツ
「今諸事情で絲慎について調べているんだ、なんでもいいから教えてくれ」

「絲慎ブランドといえば、ナンバーワンは針金だね………彼がイトガミ様に認められたとの噂だ」

ゲイツ
「イトガミ?」

「イトガミ様は布や糸を司る守り神、優れた才能を持つ者は神の糸を捲く者……【仮面ライダー絲慎】と呼ばれるようになるのさ」

ゲイツ
「なるほどな、絲慎の力を継承するにはイトガミに認めてもらう必要がある………か」

「まぁそんなところだね、あんたも仮面ライダー絲慎になりたいわけ?」

ゲイツ
「そうだ、いい情報を貰った」


「あ、そうだ!ちょっと待って一つだけ!」


「このブランドに入ってないやつだが、たった1人別でイトガミ様に認められた奴が居るんだってさ」

ゲイツ
「…………何?」


………

ソウゴ
「ゲイツやるじゃん!」

ゲイツ
「お前が直球過ぎるだけだ」

ウォズ
「イトガミに認められた者こそが仮面ライダー絲慎………ならば、我が魔王も継承するに値する存在と判断されれば…………」

ツクヨミ
「でも、この辺り以外に認められた人が居るって…………」

ジーク
【おかしいですねぇ………絲慎の変身者は1人だけなのですが】

ソウゴ
「とにかく探してみよう、俺とウォズはもう1人の認められた者について調べるから」

ソウゴ
「ゲイツはあの針金という男を、ツクヨミはイトガミ様についてお願い」

ゲイツ
「わかった」

ツクヨミ
「後でね」

………


「ほう?ここが例の………【絲慎】の世界か」


「この世界の俺の立場は…………ほう、なるほど」

ツクヨミ
「…………門矢士!?」


「お前か、早速動きだしたようだな」

ツクヨミ
「なぜここが分かったの!?」


「ジークの奴が動き出したのを知ってな、俺も俺なりに生まれたライダーの世界を旅することにした」

ツクヨミ
「ねぇ………ジークが士と対極の存在って本当なの?」


「まあな、俺が古い世界を壊し、奴が新たな世界を作る………それが奴の言う世界の理、だそうだ」


「で?そんな話をするためにここに来たのか?」

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